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Love at first bite

生き物の話を纏めるブログ。

一週間前くらいから、熱が上がったり下がったり。朦朧としてます。
昨日もしんどくて予定キャンセルするし、ダメダメです。

落ち込んだ気持ちをあげるため給餌。
結果は大成功でした。飼い主の気持ちを汲み取ってくれる優しいヘビたち…

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パステルは脱皮前でした。
昔は食べないわ不全起こすわでボロボロだったパステル。よくも立ち直ってくれました。
手がかかったぶん思い入れもあり…。給餌以外での遊び相手はもっぱらこの子です。

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喰いムラがあるシナモン。今日は2匹いってくれました。
シナモンに限らず、♂はみんな喰いムラがある気がします。
うちだけなのでしょうか。

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がつがつ食べ、むっちりしてきたゴースト。拒食知らずです。
USから某店へ入荷した同腹勢の中で一番太ってた子です。やっぱり太ってる子は安定ですね。

お迎えした日から噴気音ふしゅーふしゅー言ってて、
飛んでくるのかな…と思ったら飛ばず、安心してたら今日飛ばれました。
顔面に来たので焦りましたが、飼い主の超反応により咬まれずに済みました。
活喰って育ってきた奴らは気性が荒いです。

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相変わらず食べるのがへったくそです。スパイダー。
顔側から出してるのにサイドから咬んでしまい、顔/尻尾側に咬みなおすでもなく
そのまま行こうとしたため、案の定詰まり、苦労しながら二つ折りにして呑んでました。
頭のサイズ的にギリギリなため、顔が膨らんでなんちゃらアダーのようになってます。

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散歩中のキング。
感触がいいのか、もっぱらこのカーペットの上を這ってます。



家で休んでると暇で暇で仕方なくて。
最近は本を読んでます。



Love at first bite-iryou

爬虫類の病気ハンドブック。
以前から欲しかった本なんですが、お店には無いわ、
amazonでは中古、それも2倍以上の値段でしか売ってないわで諦めてました。

ところが先日、なんとなく確認したところ、
販売元(アートヴィレッジさん)から再販されているではありませんか。
迷わずぽちりです。

すごく濃い内容で、感動しました。
そのうち記事にしたいです。

Love at first bite-washoku

和食の基本です。そのままです。なんて内容のわかりやすいタイトルでしょうか…
味見しながら「調味料は目分量、時間はなあなあ、味もそれなり」でやってた料理が、
格段に美味しくなりました。買ってよかった。


Love at first bite-koke

苔のある生活。
ゴキ・ヤモの移住に伴いデカイ水槽が空いたので、苔テラリウム作成中なのです。

苔の種類、性質、苔玉や用土の作り方、日々のメンテナンスの仕方まで。
苔ファンなら買いの一冊です。あんまりいない気がしますが。

このあいだ、コケを採取しに行ったのですが、スギゴケとギンゴケしか採れなくて、
悲しいので専門店(モスファーム:http://www.mossfarm.jp/)で注文しちゃいました。
あと数時間で届くので、楽しみです。ごほごほぜえはあしながら、植えます。
植え終わったら、内科行ってきます。へんな病気に罹ってないと、いいのだけれど。
こんばんは。
2日ほど前から高熱が出てたけど、ようやく落ち着いたところです。
昼間ずーっと薬を飲んで寝てたせいで寝られなくて、ヘビのメンテしてました。
病気で抵抗力が落ちてるときに生き物のメンテするなって言われそうですが…

この子と。

Love at first bite-karikin

この子が。

$Love at first bite-ball-pastel

見ない間に、盛大に尿酸やら糞やらぶちまけてくれてまして。
水入れまでひっくり返してくれたもんだから、異臭が。
今の温室は手作りで、お世辞にも通気がいいとは言えない状態…。
自家中毒になりそうだったので、急いで片付けました。

幸い、2匹とも体調に異常は無さそうでした。
いい加減ちゃんとしたファンを取り付けなきゃ…。


来週末は東レプですね。初参加です。
http://www.reptilesworld.jp/
JRS・ぶりくらなんかに比べると日も浅いイベントですが、
それなりの規模らしいので楽しみです。
おはようございます。

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スパイダーの神経ネタ。
今さら私が語らずとも…というネタではある。
まあ自分用ということで。纏めてみる。

スパイダーの神経異常とは

ボールパイソン・スパイダー。飼育下の繁殖によって生まれたパターンモルフ。
独特な頭部の模様、強烈な食欲・繁殖力。加えて優性遺伝ということもあり、
「異常」がみられた後も根強い人気を誇る。

で、タイトルの件…このスパイダーの血には、ヘビの動作に異常を引き起こす力がある。
具体的には頭部を振り回す、上を向いたまま反り返る…俗に言う「wobbling」である。
細かいものだと、餌をとるときに頻繁にバイトを外す、ひっくり返してもなかなか戻らない…など。
認めたくないことだけど…殆どのスパイダーに起こっているらしい。
/wobbing動画(http://www.youtube.com/watch?v=MGy4g1qJdpo)

家で飼育している個体にも(軽度ではあるが)発生している。

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ひっくり返してもなかなか戻らない

この症状、一時IBD(Inclusion Body Disease/ヘビ封入体病)の心配がなされたが、
後に違うことが判明した(IBDは最近ではボア科の病と言われている)。
/IBD動画(http://www.youtube.com/watch?v=QBHmHgfAlao)

IBDの場合、異常が遺伝するため交配は避けるべきである(上記の動画の投稿者も警告している)が、
スパイダーの異常は必ず子に遺伝するというものでもないし、もちろん他個体への感染もしない。
スパイダーのパターンが発現した場合、もしくはスパイダーパターンを使用したコンボモルフ
(bamblebee、spinner、killerbee等)の場合においてのみ症状が出る。
また、発症時期には個体差があり、発症後も症状が継続する場合や一過性の場合がある。
症状によっては捕食時に手間がかかるなどの難点はあるが、成長や繁殖には何ら問題はない。

巷ではいくつもの噂が囁かれている。噂は噂、信憑性の薄いものも沢山あるが…
その中で、今とても気になっている話がある。
「頭部のパターンの明度と症状の重篤さは比例しているのではないか」というもの。
調べてみると、たしかに上にあげたコンボモルフに対しmojabee、cinnabeeなどは症状が薄い(らしい)。

色濃いモルフとかければ神経系異常の発生確率は減らせる…?
いずれにせよスパイダーの血が薄くなることで症状が軽くなることは間違いないようだ。
新しいモルフとのコンボに期待していきたい。

ちなみに「神経系の異常」と言われる理由はかの有名なビバガで書かれた内容が原因らしいが、
実際に解剖などで調べたわけでもないのでは…
海外でもこの症状は詳しく調べられてはいないのだろうか…?
確実性の高い情報を持ってる人がいたら是非教えてほしい。

とりあえず、このスパイダーが寿命を迎えたら日本蛇属学術研究所にでも送ってみようかと思う。
まあ、それまでに解明されていそうではあるけど。

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