言葉って、
省略すると
伝わらなくなりますね。
でも、
全部を話すと
まどろっこしくなるときも
あります。
どっちがいいんでしょう。
時短とか言われる時代、
相手の様子を見て、
伝わってるな?
と思ったら
そのまま端折ってしまう場合が
あります。
信頼関係であったり、
昔から言う
阿吽の呼吸で
言葉を端折っても
正確なやりとりが
できる場合もあります。
敢えて
言葉を端折る場合も
あります。
趣を大切にする日本人。
曖昧な表現をして、
それぞれの感性に任せて
それぞれのイメージを
楽しんでもらうことも
あります。
問題は、
足したり引いたりする
言葉の必要性を
どれだけわかって
話しているか。
言わなくていいことを
言ってしまったり、
言わなきゃいけないことを
言い忘れたり、
うっかりというのも
ありますが、
多くは
意図的に足したり引いたりも
しています。
そこには必ず
相手がいます。
足したり引いたりした言葉で、
相手をどうしようと
思っているんでしょう。
その「どうしよう」に
相手がピンときたとき、
それが正解でも不正解でも
相手の気持ちに
変化が生じます。
相手をどのように
変化させたいと思って
話しているのでしょう。
どのような場の空気に
しようと思って
話しているんでしょう。
「そんなつもりじゃなかった」
そんなつもりって
どんなつもり?
そんなつもりが
心のどこかにあったかも。
使う言葉は慎重に。
