相手の話を聴こうという気持ちになるときは、
その方の状態や状況にもよりますが、
よく言葉にある「耳触りのいい」声であったり
話し方は心がけたいですね。
あまり甲高い声や
ぼそぼそと何を言っているかわからない話し方、
長々と説明をされたり、
同じことを繰り返す等くどい説明や、
自分の話ばかりされても相手の話は耳に入ってきません。
声の出し方で言えば、
柔らかく少しだけ高めのトーンで滑舌よく(母音をハッキリ)、
ボリュームも調整します
(お客さまとの距離感や、周囲のざわつきを考慮した声量で)。
話し方は、お客さまが興味をひかれる一言から入ります。
余分な説明はお客さまが飽きてしまいます。
少しだけ興味を持っていた商品に対して、
スタッフが熱心にお話しても、
お客さまとの間に温度差が生じてしまっては、
逆にお客さまは冷めていきます。
「あなたの熱意に押されたわ」と言って
買われるお客さまもいらっしゃるかもしれませんが、
そのようにこちらのことを
思いやってくださるお客さまばかりではありません。
お客さまの表情を見ながら、
お話する内容のボリューム(量)も考え、
専門用語など控え、
具体的にわかりやすい説明をすれば、
お客さまは自然と耳を傾けてくださいます。