原美術館
「ハダカから被服へ」杉本博司
2012.4.24
原美術館は、去年の6月に玲子と行って2回目。
品川の静かな住宅街にひっそりある美術館。
お屋敷を改装して作ったんやったかな?
東京に行ったら絶対また行きたいと思ってた。
杉本博司さんのことは、
この展覧会で初めて知った作家さんでした。
「ハダカから被服へ」
今最も興味のあるトピック!!
このタイミングで見れたことがすごく嬉しい。
名前のとおり、
原始時代の「ハダカ」であったことから振り返り、
なぜ私たちは「装う」のか
というテーマで
メインはスキャパレリ、サンローランなどの西洋のファッションデザイナーと
三宅一生、山本耀司、川久保玲の服を着たマネキンを撮影したモノクロの写真の展示。
それにプラスして
幔幕、能衣装とかも展示してた。
(これらは写真じゃなくて実物)
白黒の大きな写真は
黒の部分が鏡みたいに自分の姿が映って
提示された「服」と、今の自分の「装い」が並んでしまう。
そこまで想定されてるかはわからないけど、
鑑賞者が作品と関係をもってしまう展示は、
やっぱりおもしろい。
「黒」は不思議な色。
何よりキャプションがよかった。
服を「彫刻」として捉えなおして、
写真を展示して、関連付けてちがうものも展示して、
全体を通して文脈を作って
キャプションをつけて。
絵画みたいないわゆる「美術作品」じゃなくて、
こういうコーディネートをすること自体が作品って感じの展覧会。
展示してあるもの(あえて「作品」とは呼ばない)は多くないけど
テーマとか問題提起がしっかりと見える展覧会。
こういうの初めて見た。
すごくよかった。
この美術館は、いくつか作りつけの作品があって、それも好き。
作りつけ?でいいんかな。
1階の森村さんの作品。鏡張りの部屋にトイレと森村さんがいるやつ。
2階の宮島達夫のカウントしてるやつ。
一番奥の奈良さんの≪My Drawing Room≫。これかわいくて好き。
もうひとつなんやったかな。
それぞれ小部屋みたいになってて、
企画展とは関係なく隠れ家みたいに展示されてる^^
原美術館は、建物自体がめっちゃ魅力的。
外装とか、階段とか。庭とか。
カフェも最高やし、ショップも良すぎる。絶賛。笑
ハコ自体が魅力的で、行きたくなる美術館って
そんなにないよなー。
そんなにたくさん行ってるわけじゃないけど、
今まで行った中はダントツ1位の美術館です^^
大好き。
展覧会のカタログ。
こんなん初めて見た。
もちろん買った。
なんかもう色々つぼ。

