週に一度は雪の予報(東京)になっている今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか私の家族・親戚が西日本に住んでいるので、特に最近の西日本の気候の不安定さは心配です。。私が子供のころと比べると明らかに不安定な気候が目立ってきていますよね私は自然(田舎)が大好きなので、環境破壊が原因の気候変動(温暖化など)が心配ですいつの日か、「人類(経済)は繁栄しているけど、自然は消滅した」というSF映画のような悲しい展開にならないように祈るばかりです




さて、今回は(今さらですが)去年末からブームが続いているラグビーについて書きたいと思います夫が学生時代ラグビーをしていた関係上、私も興味を持ち始め、去年のWCは一緒に盛り上がりました。イギリスにいた時も、オックスフォード大学vsケンブリッジ大学の試合を観戦したり、大学に企業からの派遣留学で来ていた日本人ラグビー選手と仲良くなったり、前の勤務先の先輩の弟さんが有名なラグビー選手だったりとなにかと縁があるような気がします




大学で社会学(Sociology)を専攻していたこともあり、たまに社会学的にスポーツを考えたりするのですが、ラグビーを例にとっても、イギリスと日本では立ち位置が違って、イギリスでは(階級社会が影響してか)紳士のスポーツという風に捉えられ、弁護士や医者といった上流階級のスポーツというイメージがあり(逆にサッカーは労働者のためのスポーツらしいです)、少し敷居が高いようです。ラグビー選手も人気があり、あのデビッド・ベッカム(少し古いですね)もラグビーファンらしいです。聞くところによると、小さい時はラグビー選手になりたかったみたいですが、あきらめたようです


逆に、日本では、スクールウォーズに代表されるように(これはもっと古いですね!)、紳士のスポーツというより元気がありあまっている人たちがラグビーを通して成長するといった感じですかね(笑)私のイメージは、格闘技とサッカーや野球といった球技の間という感じです。他にも社会学的に考察すると、なぜラグビー代表に外国人が多いのか、なぜ英連邦の国が強いのか(豪州・ニュージーランドなど)等といった疑問にも繋がりますこの二つの疑問を解くキーは(一説によると)宗教(宣教師)の歴史とも結びついているみたいです。


(お気に入りの世界の子どもたちのシール♥)


海外と日本を比較すると、同じモノコト(対象)でも、社会的な位置づけが違ったり、役割が違ったり、呼び名が違ったりと様々でととても興味深いですね(サッカーも日本やアメリカでは「サッカー」ですが、ヨーロッパでは「フットボール」です)。一つの対象から色々と膨らませていったり、それをいろいろなメソッドを使って分析したり、そこから共通項(コンセプトやセオリーなど)を見つけたりと、社会学を通して社会の見方を学べたことは、私がアメリカの大学で学んだ財産の1つです


※私の大学の社会学は少し特殊だったらしく、量的(統計など)なアプローチより、歴史によりフォーカスした質的(その他はディスコース分析やインタヴューなど)アプローチを用いた分析の方が人気でした

Written by Mami