私がうら若き中学生の頃から

こよなく愛すべき女性

それはもうすぐ
御年100歳を迎えられる
小説家の佐藤愛子先生


そして、
もうひとりはこちら↓


彼女の名はジル。

今日はジルが満喫できる展覧会
原田治氏の
「かわいい」の発見  へ。

会場となっている
世田谷文学館の最寄駅は
私のかなり長い人生で
初降車となる芦花公園駅。

なんとな〜く
同じ匂いのする
妙齢のご婦人数名が
スマホ片手に改札を出て
同じ方向へ。笑

駅から文学館まで徒歩5分。
その間の風景は
セレブ感が漂っていて
とっても素敵な街並みを
堪能しながら
ジルの待つ場所へと
心が踊ります。

世田谷ってこんなに
高級住宅地だったんだ!
と庶民的イメージを
払拭したひと時でした。


もちろん初めて訪れる
世田谷文学館。





建物はガラス張りで
とってもモダンなのに
鯉がいたり季節外れの
菖蒲が咲いていたり
和洋折衷のなんだか不思議な外観。

館内の展示会場入口のオブジェは
持ち帰りたい衝動に駆られる可愛さ♡





彼の作品は商品化され、
何気なく目にしているものが数知れず。

例えば、私が中学3年の
受験勉強の時から
こんな年に至るまで
毎晩1袋を食べ続けている
悶絶するほど大好物のコチラ


を始めとし
ミスタードーナツのキャラ
日立のエアコンの
キャラクターしろくまくん
ECCジュニアの看板などなど

錚々たるたくさんの
かわいい作品が並ぶ中
私が1番驚いたのが
このコーナー。



本の装丁が
展示されているーナーに
私が今でも大事にしていて
棺に一緒に入れて欲しいと
お願いしている小説が!!



これぞ私が小説を貪り読む
キッカケとなった文庫本

この小説はNHKでドラマ化され
この表紙に描かれている
野口五郎さんが本人役として
御出演されてビックリ。笑

この小説を通して
佐藤愛子さんを知り
原田治さんの
ファンになりました。

佐藤愛子さんの
ベストセラーとなった
3年前の著書
「九十歳 何がめでたい」は
久しぶりに愛子さん独自の
小気味良い痛快さに圧倒され
気心知れた知人数人に
プレゼントしました


私にとって
そんな思い出深い本と
まさかここで再会することに
なろうとは!(゚ロ゚ノ)ノ

驚きと懐かしさと嬉しさと…
そしてなにより
楽しい気持ちになれた
とってもハートフルな時間でした♪


実はもうふたつの再会も。

まずひとつめは
昨年訪れた崎陽軒の
工場見学で拝見した
「2代目ひょうちゃん」




ちなみにこちらは
工場見学の際に撮影した
崎陽軒工場陳列バージョン






そして、もうひとつの再会はこの中に。





ジャジャーン!!

正解はこちらのランチクロス。




高校時代ほとんど毎日
お弁当を包んでいて
今では私の宝物のひとつに
なっている現物。笑


すっかり色褪せていますが
同じものです。笑



グッズ売場は
老若男女で大にぎわい!


ジルの商品は大人気とのことで
品切れ続出らしく
店員さんに再入荷を尋ねるも
全く不明とのこと。

仕方なく
タオルハンカチだけゲットして
後ろ髪を引かれながら
会場を後にしました。



昨年末に訪れた
みつはしちかこ展に続いて
幼い頃を振り返る
貴重な時間を過ごせたことを

今は亡き原田治氏を始めとする
企画開催関係のスタッフの方々に
心より感謝いたします。



そしてそして、
帰り道で粋な計らいの
更なる再会が!!


今日もまた
最高にハッピーな
セレンディピティに乾杯♪