Mr.Childrenがカップリングでアルバム未収録曲を集めた【B-SIDE】を出したのは
いつだったでしょう。
勿論買ったのですが、まだ開封していません。
アルバムもシングルも限定盤も全て持っているので、あえてB-SIDEを得ることも
無いのかもしれませんが、やはりファンたるもの、持っていたいと思うものです。
なら、聴けよ
と自分突っ込みもしてみますが・・・
ブックレットは桜井さんが1曲1曲慈しみながら手書きで歌詞を書いたんですよね。
やはり開封しよ☆
GARNET CROWには捨て曲が無いと言われています。
ミスチルもそうですけど、捨て曲という言葉自体、あまり良いものではありません。
捨て曲・・・・・
昔、歌謡界では作詞家、作曲家という専門家が絶大な力を持っていて、
歌手は与えられた曲を歌うのみ。これが基本でした。
けれど、シンガソングライターという言葉が聞かれるようになり、
自分で作って自分で歌うという歌手が出てきました。
フォークソングなるものが生まれ、ニューミュージックと称するものが誕生し・・・
バンドを組んで、自分達で演奏するというスタイルが浸透してきました。
何か伝えたいことがある。
何か創りたいものがある。
そういう発信者側の想いが歌に乗せられ、命が与えられます。
歌のうまい人が与えられた“作品”を、自分なりに昇華していくのもいいでしょう。
けれど、それほどうまくは無い人でも、作り手の想いが原動力になり、
相乗効果によってより良いものに仕上がっていくことは珍しくありません。
可愛い、カッコいい、というだけで、聴くに堪えない歌を垂れ流す、
アイドル歌手と呼ばれる人達もいました。
今でもアイドルといわれる存在は勿論ありますが、昔のイメージだと
アイドルという言葉は若干軽視しているものでもありました。
実力のある歌手とはやはり区別されるというか一線を引いていました。
そういうアイドル歌手が出す曲は与えられたもの。
自身が曲作りに携わることはありませんでした。
レコーディング当日、初めて作品を渡されることも信じられないでしょうが、
そういうことも結構ありました。
メロディだけ先にもらっていて、それを覚えてレコーディングスタジオに入り、
歌詞は当日その場で渡されてそのまま歌ってしまう。
テイクワンでOKが出てしまえば、直前にほんの少し練習しただけで、
その曲はひとつの作品として世に出てしまうのです。
実力のある歌手でもそういうことはあったようなので、それが常だったのでしょう。
実力のある人は、その実力でちゃんと仕事をこなせる人もいるでしょうが、
アイドル歌手にはそれを求めても・・・
写真を見映え良く修整処理するのと同じように、
うまく編集で処理されることが当たり前なのでしょう。
『レコード(CD)は聴くに堪えるけど、歌番組等で歌っているのは・・・・・
本当に同じ人が歌ってるの?』
というのはよくある話で、未だに音痴の代名詞となる元アイドルが存在することは
周知のことだと思います。
そんな風に売れればいい、人気さえあれば何でもOK、
という考えがまかり通っていた時代。。
受け手側を軽んじでいるのか、馬鹿にしているのか・・・
プロ意識とかやる気なんて、プロダクション側はアイドルには求めてないと
いうことなんでしょうか。
現在でも、売ることに命かけているレーベルもありますが、良質のものを広めたい
という信念に基いているレーベルは果たしてどのくらいあるのでしょうか。
昔はレコードというドーナツ盤でした。
両面に溝があって、そこに針を落として音を再生します。
A面、B面と言われています。
CDが主流となった今、読み取り面は片方だけ。
そのため、B面という言葉ではなく、カップリングという言葉が使われるようになり、
収録曲も3曲以上入ることが多くなりました。
インストゥルメンタル(instrumental)は、当時カラオケ(空オケ)と呼ばれていて、
そのインストゥルメンタルが収録されるようになったのはCDになってからです。
アイドル歌手にしてみたら、A面(タイトル曲)だけでもいいのでしょう。
だけど、それでは片面が使われずに勿体無い・・・
そんな意識で、B面にも曲を入れるという感じだったのではないでしょうか。
作詞家、作曲家の卵にも活躍の場を与えなければなりませんし・・・
今も昔も、ゴーストライターなるものも存在していますが。
だからなのか、B面に収録される曲には、命というか力が感じられないような、
どうでもいいようなものも結構あったんです。
色んな大人の事情ってヤツも相まって、おまけとかB級品みたいな、
そういう意識も少なからずありました。
そういった意味でもB面だったのかもしれません。
当時からいい曲を乗せている本物のアーティスト達も勿論いたでしょう。
けれど、やっつけ仕事みたいに、適当にこなしてしまう、そんな風に扱われる曲が
多かったのです。
それらは捨て曲と言われてしまう曲です。
また、アルバムを出さなければならない ← 本来なら、出せることは至極の喜び
だと思うのですが、以前は3ヶ月ごとに新曲を出すのが一般的でした。
アルバムも定期的に出すのです。売るために・・・
アルバムの収録曲の1/4~1/5は捨て曲と思われても仕方ないようなものがあり、
それは当然というか、あっても誰も文句を言わないような、そんな雰囲気でした。
自分で作った曲を発信する。
そういう意識が最近のアーティストの定義でもあります。
作曲は出来なくても、作詞は歌手本人が担当しているのが一般的です。
また、そういうスタイルでないと恥ずかしいような風潮もありますね。
というか、私はそう思います。
「作ってもらった曲を歌うだけ?曲に対する思い入れは?
作り手と自分との解釈には差はあるの?曲の意味、ちゃんと理解してるの?
それって、一体何のために歌うの?」
と思ってしまうのです。
だって、乱暴な言い方をすれば歌を歌うだけならカラオケでも出来るのですから。
だいぶ長く語ってしまいましたが、GARNET CROWには捨て曲はありません。
他アーティストも当然そういう意気込みで取り組んでいることでしょう。
Mr.ChildrenのB-SIDEが良品であるように ← 曲は全部知っているから
GARNET CROWのカップリング、アルバム収録曲は神です。(神業
)
特にGARNETの楽曲は、カップリングの方がいいと断言する人も多いです。
色々な大人の事情を抱えて発表されるA面曲よりも、比較的自由に、
いい意味で遊ぶことも、新たな試みを行うことが可能という意味でも、
バンドやアーティストの本当にやりたいことが垣間見れる作品が多いでしょう。
初心の頃の気持ちのまま、自由にやりたいようにやっているうちに、
新たな発見をしたり、思いの他しっくり来たり、良かったり。。
子供が自由に遊ぶ中で、大人には無い発想で、色々なものを作り出したり
気付くのと同じように、規制がない分表現は広がります。
GARNETR CROWの本当の良さは、カップリングとアルバムを聴かなければ
わかりません。
アルバムも曲順にも拘りがありますし、アルバムヴァージョンも多く存在します。
そんな逸品揃いの数多くのカップリング&アルバム収録曲の中から、
究極のMy Bestを作ってみました。
GARNET CROWを知らない人、コナン等タイアップされた代表曲しか知らない人に
是非聴いていただきたいです。
あと、一番大事なことを・・・
GARNET CROWの曲は、きっととっつき難いと思います。
だけど、それでいいのです。
何度も繰り返し聴いてみてください。
一度聴いただけで、「これは良い♪大好き
」
と本能的な部分で判る曲もありますが、その多くは何度か聴き込んでいくうちに、
じわ~っと染み込んでくるように曲の良さを感じ取れることもありますし、
とっつき難く感じたり、何とも思えなかったり、「ちょっと変かも・・・
」
と感じてしまっても、聴いているうちに無の状態になっていって、ふと気付いたら
耳から離れなくなっていた、大好きになっていた、という曲が多いのです。
スルメソングという言葉がピッタリ当てはまるのがGARNET CROWでもあります。
メロディと、感慨深い歌詞、極められたアレンジ等が織り成す彼らの楽曲。
別名『クリエーター集団』と呼ばれているほどの実力者揃いのバンドです。
とっつき難いと感じるのは彼らの曲の奥深さや世界観だけではありません。
メロディと共にまず入ってくるのがヴォーカルです。
GARNET CROWの大きな特色は、その歌声にも大いにあります。
ヴォーカルのゆりっぺこと、中村由利さんの声に慣れてください。
彼女の声は特徴的で、好き嫌いが分かれる声質です。
デビュー当時は少年のような、そういう声でした。
現在の彼女の声は、以前よりも太くなってきています。
そのどちらもやはり苦手に感じる人もいるでしょう。
けれど、彼女の声は何回か聴いているうちに、耳障りがとても良くなって
くるんです。
気にならなくなった途端に、その声に癒されてくるほどです。
由利さんの声に拒絶反応を起こした私が言うのだから間違いありません。
楽曲によっても違うので、まずは彼女の声質の良い特徴が出ている曲を
お勧めします。
あんなにダメだった由利さんの歌声が、今では誰よりも好き
です。
下手な時もあれば鳥肌が立つほどに素晴らしい時もあります。
彼女の声は生き物です。
歌い手には珍しいと思いますが、彼女の声質・声色は一定していません。
しかし、そこもいいのです。いえ、そこがいいのです。
飽きさせません。ヴォーカルが複数いるかのようです。
由利さんの声のことばかり語ってしまいましたが、GARNET CROWの楽曲は
彼女の歌があって初めて完成し、威力を増します。
彼女は全ナンバーの作曲を手がけ、作詞は全てAZUKI七さんが担当しています。
七さんの詩の世界観については、また後日書きたいと思います。
アレンジ、つまり編曲ですが、こちらはリーダーの古井弘人さん。
彼はゴッドハンドという異名を持つ、神的存在です。
いえ、本物の神
です。
彼の生み出す感性が作品となる時、AZUKIワールド、ゆりっぺメロディを
最大限に引き出し、GARNET CROWの世界観を存分に生かすことが出来ます。
ギター担当おかもっち こと岡本仁志さんが奏でる音色はGARNET CROWの色、
そのものです。
彼はソロでも活躍していて、CDも出しています。
ZARD、倉木麻衣さん等、他アーティストに曲の提供もしています。
しかしながら、GARNET CROWの中において彼は一切作曲に携わっていません。
編曲にもノータッチで、あくまでもギタリストとして、そのスタンスを保っています。
けれど、彼のギターが無くては、GARNET CROWの魅力は引き出せないのです。
彼のキャラクターも、作品に生かされています。
コーラスとして彼は参加もしていますので、是非聴いてみてほしいです。
特にお勧めは blue bird です。
GARNET CROWの曲は、ゆりっぺの声によって形成されている
そう言ってしまっても過言ではないので、ゆりっぺの歌から入ってみてください。
まずは、GARNET CROWに馴染んでもらうために廻り道かもしれませんが
実は近道という、私が自信を持ってお勧めするナンバーを贈ります。
(A面=タイトル曲 も含まれます)
由利さんの歌声がすっと染み込んでくる曲リスト
(クセが強くないのでそのまま楽しめると思います)
blue bird
夕立の庭
永遠に葬れ
廻り道
Holy ground
flying
Sky
Mysterious Eyes
晴れ時計
夏の幻
向日葵の色
二人のロケット~cool smooth ver.~
Timeless Sleep
クセが強い曲リスト(代表曲)
(違和感を感じるかもしれませんが、慣れてから聴くと絶対に見方が変わります)
今宵エデンの片隅で
涙のイエスタデー
百年の孤独
僕らだけの未来
泣けない夜も 泣かない朝も
クリスタル・ゲージ
これらを踏まえた上で、B-SIDE 2枚組み
を贈りたいと思います。
[Disc 1]
Sky
dreaming of love
向日葵の色
Anywhere
Rusty Rail
Float World
夕月夜
水のない晴れた海へ
未完成な音色
Rhythm
HAPPY DAYS?
Cried a little
blue bird
スカイ・ブルー
廻り道
永遠に葬れ
A crown
夕立の庭
[Disc 2]
Naked story
幸福なペット
トランス・トラップ
wish★
Marionette Fantasia
whiteout
Please, Forgive Me
Fill Away
Only Stay
Go For It
over blow
風の音だけをきいて
nonsense
巡り来る春に
春待つ花のように
君を飾る花を咲かそう
WEEKEND
Holy ground