こんばんは。

今日も暑かったですね。

 

今日は息子とちょっと話し合う時間がありました。

その中で、言われて嬉しかった言葉があります。

 

「お母さんは上出来だよ」

 

これは、この言葉は、長いこと子育てに苦悩してきた(している)私にとって、忘れられない言葉となりました。

 

私はこういう思い(信念)を持って子育てをしてきたけれど、それが、あなたたちにとって良かったかどうかわからない。

24歳になるあなたを、もっと早く家から出して自立させなくてはいけなかったのに、それをしなかったことを反省している。

一緒に住んでいれば、言わなくていいことを言ったり、やらなくていいことに手出しをしたり、様々なことを体験させることを奪ってしまった気がする。

 

そんなことを息子に言った後に、息子から言われた言葉です。

 

「お母さんにはいろんな思いがあるのかもしれないし、そう思うのは仕方ないのかもしれないし、わかるけど....

お母さんは上出来だと思うよ。」

 

『上出来』なんて言葉は子供が親に向かっていう言葉としてはちょっと違う気もしますが、語彙の少ない息子の精一杯の労いというか、私への気遣いというか、思いやりみたいのを確かに感じたんです。

 

大事なことはいつも夫任せで、

「お父さんと相談してから」

「お父さんがなんていうか聞いてから」

「お父さんが良いっていうなら」

こんなふうに言ってきました。

こんなヘタレな母親を、上出来だと思ってくれていて....

嬉しいやら申し訳ないやら.....

そして、やっぱりこの子は優しいなぁと思いました。

 

大丈夫かな大丈夫かなって気をもんでいたけれど、

 

「大丈夫だから。心配しないで良いから。」

 

そんなふうにも言ってくれました。

 

「だったらさ、大丈夫だ、心配しなくて良いって、そう思わせてよ。いまのあなたを見てたらそんなふうにはとても思えないよ」って言ったら、

 

「そうだね」って。

 

親離れ、子離れのときが、近い将来やってくる。

今日は、その一歩をすごく感じました。

 

 

あなたがいたから頑張れた人生。

あなたが生まれてきてくれて本当に良かったと思ってる。

 

そんなこともさりげなく伝えられた、暑い日の午後。