こんにちは。

 

昨日は録画していた

『ボクの妻と結婚してください』

を観ました。

 

 

 

面白かったです。

多少ネタバレしてますので、これからご覧になる方はご注意を。

 

 

 

 

 

 

余命宣告された主人公(織田裕二)が、残された妻(吉田羊)と子供の幸せを願って一大イベントを企画し奮闘する物語。

 

新鮮でした。

 

 

夫の希望(夢)は妻と子供が新しい夫(父親)と幸せに暮らすこと。

余命いくばくもない夫のその夢を叶えようと笑顔でその夢に付き合う妻の姿。

夫婦が選んだ配偶者の最期の迎え方には、死んでいくものと生きていくものの強さ、そして、それぞれの愛情を感じました。

 

織田裕二さんと吉田羊さんの演技が素晴らしかったです。

原田泰造さんの役柄も素敵でした。

 

残された命をどう使うか?

これは、いつも念頭に置いて考えています。

だって、事故や病気でいつ明日を迎えられなくなるかわからないもの。

 

配偶者が余命宣告を受けたら?

こんなことを考えるって、なかなかありませんでした。

考えたくもないことだし。

でも、自分がいつどうなるかわからないのと同じで、配偶者もいつどうなるかわかりません。

 

妻が考えている幸せと夫が考えている幸せは違うかもしれません。

 

 

腹を割って話したら、

「そんなことを思っていたの?」

「それは違うよ。」

なーんて思うことがゴロゴロ出て来るかもしれません。

相手の考えていることに吹き出してしまうかもしれないし、ますます愛おしいと思うかもしれないし、いろんな意味で軌道修正ができるかもしれませんね。

 

気持ちを確かめ合うことは、長い夫婦生活の中の”ある地点”で必要なのかもしれないです。

その地点は

「病気」「事故」「子供の成長」「リストラ」「転職」「介護」など様々でしょう。

 

お互いの価値観を語り合うことで二人の人生の「見つめ直し」「やり直し」ができるでしょ?

「仕切り直し」っていう言葉も当てはまるかな。

日々のちょっとした価値観のズレが、気がついたときにはものすごく大きな生き方のズレになってるってことはありうることですし。

 

 

相手の幸せを願いながら生きていけるって、すごく幸せなことなんだと思います。

 

うちの夫にも見てもらいたかったな〜。

どういう感想を持つんだろうなぁ。

 

ちなみに、もしもこの映画が

『ワタシの夫と結婚してください』だとしたら....

 

私も、夫を幸せにしてくれそうな女性を探すのかもしれません。

その女性は、私とは全然タイプの違う女性かもしれないな。