お風呂上りに髪をといていたら
前髪の生え際に
キラリと光る白髪を見つけた
それを抜いたら
その近くにも もう1本
これは大変と
あっちこっちに髪を分け
鏡の前で目を皿のようにして
白髪を探したわ
リビングでテレビを見ていた彼に
抜いた白髪を手のひらにのせて見せ
「白髪があった、白髪が!!」
と大騒ぎ
若いときから白髪と縁のあった彼は
私の白髪も
私の顔も見ないでこう言っただけ
「そんなの気にすんなよ」
シミとかシワとか白髪とか
次々と襲い掛かる老化現象
それらを見つけるたびに
一大事件だと大騒ぎする私に対して
彼は実に落ち着いている
老化のサインを見つけては意気消沈する
私の悲しみと失望感
あなたに分かるはずもない
「あなたが若くて可愛い女の子に気をとられているから
年をとっていくのが嫌だし、怖いんだよ」
その場に立ち尽くして
言うに言えないこんな感情と闘っていると
彼は言うの
たしなめるわけでもなく
なぐさめるわけでもなく
「シミも白髪もみんなできるんだよ
いいじゃん、こうやって一緒に
歳をとっていくんだから。
俺も同じだよ」
一緒に同じように歳をとっていく・・?
あぁ そうか
私だけがおばあちゃんになるわけじゃないんだ
なんでそんなことに気付かなかったんだろ?
さっきまで見つけた白髪にブルーだったのに
私は単純
ちょっぴり嬉しくなったりしちゃってる
だけど最近の日課はね
お風呂上りの顔面マッサージと白髪探し
テレビの中の若い子を見ては
テンション上げてるあなたを見るたびに
やっぱり不安を感じてしまうのよ














これは30代のときに書いた詩。
先日も似たような詩を公開してますね。
私は年下の男性よりも断然年上の男性の方に魅力を感じます

かっこい~と思う年下の俳優さんやタレントさんはいますけど。