好きな人に自分の好きなものを教えたい
自分が成功した秘訣を誰かに教えたい
今よりもっと幸せになる教えを紹介したい
そういう気持ちって
きっと誰にでもあると思うんだ
それが
宗教やマルチ商法と言われるようなものであれば
その人の周りには
同じようにそれをいいと思っている人が大勢いるのだから
その世界に心酔してしまうのは当然だよね
そこにいたら
その世界が全てであり
真実になる
幼い頃に
自分の家族のルールが
世界共通のルールなんだと信じてたみたいに

信じるってこと自体は
決して悪い事じゃない
誰も、何も信じないで生きて行くよりも
恐らくずっと
生きていく上での強いエネルギーになる
問題なのは
自分の価値観を他人に強要して
他人の価値観を批判する事
自分の思う「絶対」が
他人にとっては「絶対」ではないことに
気付けなくなっていく
人に親切をしようとして
人の道からそれ始めてしまう
何が正しくて
何が間違いなのか
正義も真実も
立場が変わると
その答えも真逆になる
愚かだと思った人が
実は賢者だったりもする

「あなたの為を思って」と話をされる事が増えてきた
「あなたの為よ」って言葉に非常に弱い
そう言われると
「私の為を思ってくれたあなたの為に」っていう気持ちになる
どこまでがジョークで
どこまでが本気なのか分からない「大人の親切ごっこ」
誰かの為を思って何かを行動する時には
ちょっとひと呼吸して立ち止まってみよう
自分の価値観を押し付けようとしていないか
相手の人生や人格を否定しようとしていないだろうかと