私が出来ないことを
サラリとやってのけた
いつの間に
そんなことが出来るようになったんだろう
いつも一緒にいるのにね
どうして気付けなかったのかな

いつも私が手を引いて
いつも君より先に歩いた
危険なところは避けて通り
汚れたものには触れさせなかった

なのに君は
私の背を越えはじめた辺りから
危険な道をジグザグに飛び跳ねて回り
安全を指し示す標識まで
クルリと変えて歩いて行くようになった

いつも一緒にいるからって
本当のことがわかるわけじゃないし
すべての変化に気付けるわけでもないのかな

私が解けない問題を
いとも簡単に解いてみせた

私の知らない色んな顔を
君は今
いくつ持っているんだろう

お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様お月様

親だからって
子供の全てを把握出来ない
出来るわけがない
知ろうという努力はしても
知らない方がいいこともある。

そんなふうに思います。