なんというか、やっぱり相変わらず面倒くさいと思ってしまう。

自他ともに認める陰キャだった友崎。ゲーム仲間にして学校のスーパーヒロイン、生徒会長の女子生徒日南葵のシミュレーションによって、前期で見事陽キャ入りを果たした。

今期ではさらに陽キャになり彼女を作るべくシミュレーションをしていくが、同時にクラスでいじめられている女子を助けるみたいな事も始める。葵の絶妙なシミュレーションとクラスのコントロールで、問題が次々解決していくのだけれど。うーーん。人間関係て、そんなにロジカルに進むもんじゃないと思うし。とかく高校生なんて、シミュレーションしてその通りに事が運ぶって相当難しいような気がする。さらにいじめられた花火ちゃん、葵ほか友達何人もいるんだから虐められ始めた時点で助けてあげればいいのにとか。実際のいじめなんて、そんなもんじゃないよなと思ってみたり。

終盤は文化祭で、ヒロインの一人風花が作った芝居をクラスで演じる事になるのだけれど、芝居の登場人物に実際のクラスの人間をなぞらえて、割と深い…というか面倒くさいところまでロジカルに展開していく。もう途中から棒読みならぬ棒見。まぁでもある意味、他にはあまりない作品かも。

 

一点、透明感のあるこの作品きっての美少女風花ちゃん。そのCVって、茅野愛衣さんて!!!=ダクネス!!そして=めんま、だもんなぁマジでびっくり!!声優さんてすごいわ…。