「友達同士のキャッキャ」か「熱い友情・ライバルとのやりとり」からの、大型レースというのが毎度の流れ。割とテンポ良くレースシーンになってくれるので観やすいのだけれど、ちょっとマンネリ感もある。でもでもやはり、中盤のサトノダイヤモンドのジンクスを打ち破るところや最後のキタサンブラックの有馬を勝って引退、なんてのはぐっと来るなぁ。

 

ちょっと余談ですが。この作品はドラマ部分が割とエモーショナルに描かれるので「私が今回勝てたのはあなたのおかげ・・・」みたいなエピソードが割とある。それをウマ娘たちは勝利へのモチベーションにしていたりするわけだけれど。もちろん実際の競走馬にはそんな思いはないわけで。どっかの馬のすごい走りを見て感化され、自分もやってやるぞ!なんて思っているわけがない。熱い友情があるわけでもないしライベル心もない。では実際の競走馬たちのモチベーションてなんだろう、なんて考えたらちょっと切なくなりました。とりあえず感謝、しておきたいと思います。