来年早々から2クールぶっつづけでテレビ放映されるというこの作品。それに先立って、冒頭の2回分くらいを映画にしたのかな?観てきました。

 

ダンジョン下層でドラゴンに食われた妹を助けに行きたい、けれどお金がないので食事もロクに用意できない。それなら途中で倒したモンスターを食ってやろう、という作品。なるほどこの手の作品で、倒したモンスターを食べてしまう、というのは中々斬新。それもどうやったらおいしく食べられるのか、まで掘り下げてある。ただモンスターだから、基本見た目グロい。ヒロイン?のエルフのマルシルは最初「いやぁああああ!」になるわけで。でも食べてみたら「あ、おいしい…」みたいな感じになるのを楽しむ作品かも。

 

ただこの映画を見た限りでは、それ以上でも以下でもない。そこに何等かテーマとかエピソードみたいなものがあるわけではないので、深みのようなものは感じられなかった。

 

「異世界での食事」といえば私的絶対正義の「異世界食堂」があるので、あれと比べてしまうと、ちょっと見劣りがしてしまうかな。