前期2クール分24話からの続きで、25話から始まる今期。最初の四話くらいは、前期の復習じゃないけど、フォージャー家の日常が描かれる。「あれこんな感じだったっけ?」と思い始めた、5話目くらいで豪華客船に乗り込み始めると雰囲気は一変。血みどろの殺し合いと、ははヨルの大活躍が始まる。花火をバックにした命懸けの死闘、見ごたえがありました。

 

ただまだ、この作品の骨が見えてこない。「スパイと殺し屋と超能力者の三人が、そうとは知らずに利害を一致させて同居する。知っているのは心が読める娘役のアーニャだけ」という基本設定は非常に面白い。ただその三すくみのような関係を持って面白くエピソードを作ってるような感じで、本筋が見えてこない。今回のヨルの大活躍も、まぁ降って湧いたようなエピソードだし。その後のエピソードは、これ要る?って感じで今期終了でした。
 

多分、国家的なスパイであるちちロイドが本格的に動き出したときに、この作品は大きく化けるのではないか。国同士がの敵対関係のバランスが崩れロイドが動いだしたとき、彼らは大きな波を受けて壊れ分裂するのでは。そして混とんとしたその先に、彼ら三人と一匹に何が訪れるのか。そんな展開になるのでは。ならんかなw。