猫はいつの世も気さくで気まぐれで、何を考えているか分からないところがある。犬のように決してしっぽは振らないし、飼い主に媚びる事もしない。そしてこれも有名な話し、空中の一点を凝視して人間が見えない何かを観てるかのようなしぐさ。
さてそんな猫が、いったい何を考えてるのか、を描いたのが本作品。同じシチュエーションをまずは人間本位で描いて、同じシーンを繰り返し今度は猫がその時何を考えていたかを描いて、そのギャップを楽しむ感じ。
これネコだから、面白い作品に出来てるなと感じました。これが犬だと、感情爆発だし顔の表情で喜怒哀楽出たりするから何を考えてるか丸わかり。となるとこういう作品には向かないでしょう。またハムスターや鳥なんかでは、あまり人に絡まないしアクションにも乏しいだろうから盛り上がりに欠けるかな。ネコだからこそ面白い作品い仕上がってました。あとはハートフルコメディ、という感じで物語そのものにそれほどの深みがあるわけでもなく、ほんわか見てられる作品でした。
ま、犬派の私にはイマイチ、だったかもw。