なにこれ?という感触。何をテーマにして、何を訴えたかったのかが全然伝わってこない。「タイムリープものが作りたいので作ってみたけど、オチはうまく思いつかないからぼやっとでいいいかー」みたいな作品に感じました。原作小説をうまく映像化できなかったのかな。

 

高校生男子の間で「打ち上げ花火は丸いのか平たいのか」みたいな論争が一つあって、それにボーイミーツガール的な展開のタイムリープストーリーが絡むのだけど。スケールも小さいしタイムリープの必然性もイマイチ伝わってこないし。あの丸い機械結局なんなの?とか。

 

作画もどうかなぁ、ちょっと古臭いと感じました。モーションのおかしなところも感じたし。そしてお決まりの、メインキャラに俳優を持ってくる。広瀬すずさんはまぁ、悪く名は無かったけど。菅田将暉さんは頂けない。他のキャラには錚々たる声優使ってるのに、なんで俳優使うのだろう。