切ない。

 


とても良い作品だと思う。基本的に作画も映像美も素晴らしいし、キャラクターデザインもとても良い。でも作品全体的に、とても切ない。その切なさの中に、光や希望を見出す系なんだけどね。

 

「人類を襲う未知の化け物と戦う機甲少女」的な作品だけれど。それよりもずっとヒューマンな部分が描かれている。だからだけに、生や、死が描かれるのがね。どうしても胸が締め付けられる。運命になっちゃう前のコゼッタがとても可愛かっただけに、切なかった。運命として生まれ変わった、って設定かと思ったら途中しっかりとコゼッタをタクトとアンナに切り捨てさせた。その胸の痛みがしっかり伝播してきて、こっちも見てて辛かったです。

 

伏線の張り方や回収の仕方も綺麗でわかりやすく、見終わって??にはならずに済みました。最後の最後は、

 

=以下ちょっとネタバレ=

 

 

 

 

 

 

運命がコゼッタを素体とせずに、新しく生成されたペンダントに格納されたって事ですよね。それを身に着けたアンナが、新しい運命として誕生したと。

でもやっぱなー、運命はコゼッタ運命じゃないとなぁ。と、見てるほうは思うだろうと制作側も想定して、胸の大きさで「別の運命」と認識させ、横顔すらろくに見せず後ろ姿だけでそれを語ったのでしょう。

 

オンラインゲームになるのかーーー。ちょーーーーーーーっとやってみたいかなぁ!