いわゆるタイムリープ、バタフライエフェクト的な作品。似た構成の印象深い作品といえば、シュタインズゲートやリゼロですかね。まだ観てないけど、東京リベンジャーズなんかも近いのでは。主人公29歳の悟は自らが「リバイバル」と呼ぶ能力で、少しだけ時間が戻る事がある。ある日母親が刺殺されることでその力が発動し、小学校時代にまで戻ってしまう。そして当時の連続誘拐殺人事件の解決に乗り出し、ヒロインの女の子を救う、そこからのフェクトで母親そのほか面々をも救おう…というような物語。

この手の作品は非常に好きなだけに、観終わってすぐの感想は「惜しいなーーー」でした。まぁまず、何で主人公の声優に俳優女優を使ったのかな。土屋太鳳さんも満島真之介さんも、非常に上手だと思いました。でも声優さんたちとじゃ、比べ物にならない。まずそこが残念。

作品の雰囲気は悪くは無いし、幼少の頃の雛月ちゃんのキャラも可愛いのだけど。「そうはならんだろ」が多いような気がする。随所に感じさせられたけど、まずアパートに帰ったら母親が刺殺されてて、別に何も全然やましい事無いのに、警察の制止を振り切って逃亡とか。もうこの時点で、この作品ちょっと怪しいなと。

またストーリー的にも、リゼロやシュタゲみたいに、ヒロインを救い続ける的なので良かったのではないかなぁ。それによくよく考えてみると、どうも辻褄があってないような。

作画もところどころ??な感じだったし、もうちょっと色々な面で丁寧に作ってもらったら、結構な名作になってたのではと。