メアリー
「わーお!!見ろよ!!このでっかいツリー!!」
椿
「そっかあ・・・もうクリスマスなんだね~」
シャル
「まったく・・・ほんのついこの間クリスマスだったような気がするのに・・・。」
メアリー
「シャル、なんか切ないww」
椿
「イルミネーションだけでこんなに雰囲気変わるんだね~!町の皆もなんだか楽しそう!」
メアリー
「なんつーかこう、テンション上がるよな~!!特別な日って感じがするぜ!!」
シャル
「もう今年ももう終わりなのね・・・。」ハア・・・
メアリー
「シャールぅ・・・なんかさっきから暗いぞぉ??」
シャル
「あんた達は若いから良いわよね・・・。あたしなんかもう一年が一週間くらいに感じちゃうんだから・・・。」
椿
「シャル・・・悲しくなるからやめてww」
メアリー
「夜景っつーの?暗くなってから見たらこれ、すっげえ綺麗なんじゃねーかな??」
椿
「だね!思った!!もうすぐ夕暮れだし、楽しみだなあ~!!」
シャル
「え・・・夜は寒いから家に帰りましょうよ・・・」
椿
「もぉ・・・ハイエルフは寒さに強いんでしょ!!」
シャル
「ちょっと・・・それを引き合いに出すなんて卑怯じゃない?」
椿
「ふーんだ!絶対シャルも一緒に見るんだからね!」
シャル
「わ、わかったわよ・・・そんな膨れないでちょうだい・・・」
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―数時間後
椿
「・・・・・・・・・・・・。」
メアリー
「・・・・・・・・・・・・。」
シャル
「・・・・・・・・・・・・。」
椿
「・・・思ってたのと違うね」
メアリー
「そうだね」
シャル
「さ、帰りましょ・・・。」
椿
「わわ、待って待って!!」
メアリー
「話によると聖歌隊も来てるらしいぜ!せっかくだから聞いていこうよ!!」
シャル
「聖歌隊ねえ・・・それはちょっと興味あるかも。」
椿
(メアリー、ナイス!!)
メアリー
(へへっ!まかせとけ!!)
3人
「わくわく・・・」
3人
「ドキドキ・・・」
聖歌隊
「ああ・・・今年も良い合唱だったぞ!」
聖歌隊
「それではお疲れ!よいクリスマスを!」
椿
「・・・・えーと・・・」
メアリー
「終わっちまってた・・・」
シャル
「・・・・。」
椿
「・・・・。」
メアリー
「・・・・。」
メアリー
「か、帰るか・・・」
シャル
「・・・ドラゴンズリーチへ行くわよ。」
椿
「??親父さんに挨拶でもいくの??」
シャル
「秘密。でも、行って損はしないと思うわよ?」
メアリー
「ほ??何があるんだ??」
シャル
「行ってのお楽しみよ。」
バルグルーフ
「メリークリスマス!!シャルと我々からのサプライズだ!!」
シャル
「・・・。」プイッ