米軍機の騒音で講義聞こえない

 沖縄国際大学(沖縄県宜野湾市)は13日隣接する米軍普天間基地に配備されていた米軍の大型ヘリが同大学に墜落した事故から22年となる「沖縄国際大学平和の日」に、「普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い」を構内で開きました。

 安里肇理事長・学長は声明で、事故の記憶を風化させてはならないと強調。同基地では外来機の離着陸が増え、深夜・早朝の飛行も続いているとして、状況は何ら変わらず、むしろ悪化していると指摘しました。大学や地域社会の平穏を脅かす基地の存続、固定化は認められないとして、日米両政府に同基地の即時閉鎖・撤去を求めました。

 学生を代表して意見発表した産業情報学部4年の前原百花さん(22)=豊見城(とみぐすく)市=は、自身が生まれた2004年に起きた事故を改めて学び、基地問題を自分自身の問題として捉え直したと語りました。

 また、講義中、ヘリの騒音で教員の声が全く聞こえず、授業が中断することもあると証言。「知ろうとする第一歩。それこそが、平和を実現するための確かな一歩」と訴えました。

 集いの後、報道陣の取材に前原さんは、同世代では事故や平和学習への関心も薄れていると感じるとし、「もっと知る機会、伝えていく機会を増やさないといけない」と話しました。

※これほど県民が苦しめられているのに、米政府に何も言わない日本政府は、到底日本国民のための政府とは言えません。