「国民は真の変革望む」
サンダース氏ら支援
民主党上院予備選
【ワシントン=洞口昇幸】11月の米中間選挙に向けて、中西部ミネソタ州で11日、民主党の連邦議会上院選の予備選が行われ、同党進歩派のペギー・フラナガン同州副知事(46)が主流派候補に勝利しました。米メディアが報じました。

同選挙区では民主党主流派の現職が昨年2月に引退を表明していました。フラナガン氏は開票率98%の時点で59%の得票でした。同党進歩派のウォーレン上院議員や「民主的社会主義者」のサンダース上院議員などから支持を受けました。米メディアによると11月の本選で当選すれば、フラナガン氏は初のネイティブ・アメリカン(先住民)女性の上院議員となります。
同氏は「政治からの大口献金の排除」や国民皆保険制度「メディケア・フォー・オール」の実現を訴え、連邦政府規定の最低賃金の時給17ドル(約2700円)までの引き上げ、所得に関係なく誰でも利用できる保育制度、価格の手頃な住宅を増やすことなどを公約。外交政策では、イスラエルとパレスチナが平和的に共存する「2国家解決」を掲げています。
大勢判明後、フラナガン氏はX(旧ツイッター)で、「民主党の上院議員候補に選ばれたことは本当に光栄で、身の引き締まる思いだ」と述べました。
サンダース氏もXへの投稿で、億万長者側からの攻勢による「7対1の圧倒的資金の差でも(フラナガン氏は)勝利した」と強調。「米国民は既存の政治・政策にうんざりし、本物の変革を望んでいる」と改めて訴えました。