過去には死亡事故

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設が強行されているキャンプ・シュワブ沖合の訓練水域で、米海兵隊は21日、パラシュート降下訓練を強行しました。この海域での降下訓練は2009年以来、17年ぶりです。1998年には同訓練水域でのパラシュート訓練に参加していた米兵が死亡する事故が起きています。

 

 午後2時20分から午後3時にかけ、5回2人ずつ、合計10人の米兵が、低空飛行するMV22オスプレイから飛び降り、パラシュートを開いて海上に待機したゴムボートを目指して降下しました。訓練の拠点として、辺野古の住宅地近くにある沖縄工業高等専門学校裏のヘリパッドが使われたもようです。

 玉城デニー県知事は、訓練に先立つ17日の記者会見で、住民の不安に応える丁寧な説明安全対策の徹底、漁業者などの意見に最大限配慮することを米側に求めるよう、沖縄防衛局に対して要請した指摘。「このような訓練が今後増えていくことがないように、引き続き防衛局に詳しい説明を求めていきたい」と述べていました。

 辺野古に住む金城武政さん(69)は「今回の訓練をきっかけにして他の訓練日常的に辺野古で行われるようになるのではないか。住民はずっと高さ制限を無視した低空飛行と、それによる騒音に苦しめられている。監視を強め、訓練と新基地建設反対の賛同を広げたい」と語りました。

※県知事選挙で米国に物も言えない政府寄りの候補者が新知事になれば、このような県民の願いは届かなくなるばかりか、益々悪化してしまいます。