来春の統一地方選で、現職の井坂しんや神奈川県議予定候補(横須賀市=定数4)の必勝をめざし、日本共産党の小池晃書記局長を迎えた演説会が29日、同市内で開かれました。
小池氏はイラン戦争を巡り、横須賀の在日米軍基地所属のイージス艦からイラン攻撃が行われているとし、「横須賀基地は日本を守るどころか、米国の無法な戦争への出撃基地になっている」と強調。「高市早苗首相は、在日米軍基地からの出撃であるにもかかわらず、事前協議もなく容認している」と厳しく批判しました。
原油・ナフサ由来の資材不足や物価高については、「政府は『流通の目詰まり解消』と言うだけだ」と指摘。補正予算案も電気・ガス代補助にとどまっているとして、「暮らしと営業を守る総合的対策が必要だ」と訴え、日本共産党が緊急対策を政府に申し入れたことを紹介しました。
沖縄県名護市辺野古での事故を契機に文部科学省が平和教育に「教育基本法違反」として介入した問題にも言及。「安全管理の検証は当然だが、教育内容への権力の介入は抑制的であるべきだ」と述べ、「事故を口実に平和教育に介入し、辺野古新基地建設反対運動を攻撃し、9月の沖縄県知事選で玉城デニー県政を倒そうとするなど、不幸な事故の最悪の政治利用だ」と批判しました。
県政については、神奈川が日米の軍事基地を抱え、軍需産業の集積地となっていると強調。米兵による事件・事故が続く横須賀の実態にも触れ、「日米地位協定の改定や基地問題に取り組んできた井坂さんの宝の議席を守り抜こう」と呼び掛けました。
井坂氏は、米軍基地と自衛隊の一体化・強化が進められ、イラン戦争も起こる中で、県として反対の声を上げるべきだと議会で求めてきたと語り、「米軍にも国に対しても平和の問題を正面から取り上げられるのは共産党だ」と訴えました。演説会後にはサポーターズ発足集会も行われ、小池、井坂の両氏が参加者と懇談しました。