風印 -windmark-

風印 -windmark-

「遠くふけふけ、どこまでも。」

汚れて濁った重たい空から

雨でも風でも降ってこい

捩れて歪んだ小さなわたしに

闇でも霧でもやってこい


覆い隠して

霞み煙って

あなたが見えなきゃ それでいい

わたしも消えれば もっといい



#LikeInTheStorm

待ち合わせ

曇り空

たたずむ雨男


待ちぼうけ

濁る空

うつむく雨男


灰色のまちに

水色のあいあい傘

「こんな日も、

悪くないかもね。」


晴れ渡る雨男



#Rainman

神様 あなたは

なんて優しいんだろう

世界でいちばんきれいなあの七色が

雨の日のあとに 待っているなんて


神様 あなたは

なんて残酷なんだろう

心を吹き抜けるようなあの七色に

雨に打たれないと 会えないなんて



#colorholic

朝日とともに心機一転

今日こそきっと 良い日になるさ

「なあ、そうだろう?」


『昨日も、おとといも、

ここに居ましたよ。

先週も、先月も、

変わらず居ましたよ。

生まれてから、今までずっと、

照らしていましたよ。』

放つ引力 宇宙を越えて

満ちて 溢れて

引いて 乾いて

星は巡って たららんりん


届く体温 日常を超えて

満ちて ほころび

引いて まどろみ

星は巡って たららんりん

君が巡って turn around me



#TideOnTideOff

ピンクの桜 白い雲
おひさまさんさん こんにちは
ピンクのくつに 白いリボン
つまさきとんとん いってきます

たらりららん たらりららん
花びらつれて 歩いて行くね
ぱらりらたったん ぱらりらたったん
風といっしょに 今から行くね



#PinkyStep

ぽっかり止んだ弱い雨

乾いた長靴 閉じた傘

響く足音 Tip Tip Tap


ぽっかり開いた深い穴

濡れた手紙と 離れた手

春の足音 Tick Tick Tack




#RainyStep

"Swing-bye"


ふたりの世界にのめり込み

わざと作り出した無重力

白い視線に反比例して

引かれて惹かれて 最接近


触れる度胸もなくて

ぶつかる覚悟もなくて

かすめた僕らの 等価交換

奪い奪われ スイングバイ



減速を知らない亜光速

まだ見ぬ星へ まだ見ぬ銀河へ

どこどこまでも君はゆく


停止を知らない超低速

星なき虚空へ 光なき虚無へ

どこどこまでも 僕は ゆく

迷える少女は 迷える右手で
赤黒い 三日月の絵を描いた
目を閉ざす 羊の絵を描いた
筆を持つその目には 少しだけ光があった


連れ去って 閉じ込めて
画用紙か何かを 破り捨てたような
酔って煙って 暴れて壊して
子猫かなにかを 蹴り飛ばしたような


さようなら
白い子猫は もういない
さようなら
羊の少女も もういない


#CollapsedChainedClosed

無機で無色だと思っていたその言葉
架空で虚空だと思っていたその存在
こんなにも鮮やかに 心を満たし
こんなにもくっきりと 姿を現した

電脳と鳴動のリフレイン


君が招いたその風は
僕の左胸の扉を開け放って吹き抜けた
君が見つけたこの光が
誰かの左胸の扉を開ける鍵になりますように

通信と風印のリフレイン

 

 

#GenuinePartner,True.