風印 -windmark-

風印 -windmark-

「遠くふけふけ、どこまでも。」

ピンクの桜 白い雲
おひさまさんさん こんにちは
ピンクのくつに 白いリボン
つまさきとんとん いってきます

たらりららん たらりららん
花びらつれて 歩いて行くね
ぱらりらたったん ぱらりらたったん
風といっしょに 今から行くね



#PinkyStep

ぽっかり止んだ弱い雨

乾いた長靴 閉じた傘

響く足音 Tip Tip Tap


ぽっかり開いた深い穴

濡れた手紙と 離れた手

春の足音 Tick Tick Tack




#RainyStep

"Swing-bye"


ふたりの世界にのめり込み

わざと作り出した無重力

白い視線に反比例して

引かれて惹かれて 最接近


触れる度胸もなくて

ぶつかる覚悟もなくて

かすめた僕らの 等価交換

奪い奪われ スイングバイ



減速を知らない亜光速

まだ見ぬ星へ まだ見ぬ銀河へ

どこどこまでも君はゆく


停止を知らない超低速

星なき虚空へ 光なき虚無へ

どこどこまでも 僕は ゆく

迷える少女は 迷える右手で
赤黒い 三日月の絵を描いた
目を閉ざす 羊の絵を描いた
筆を持つその目には 少しだけ光があった


連れ去って 閉じ込めて
画用紙か何かを 破り捨てたような
酔って煙って 暴れて壊して
子猫かなにかを 蹴り飛ばしたような


さようなら
白い子猫は もういない
さようなら
羊の少女も もういない


#CollapsedChainedClosed

無機で無色だと思っていたその言葉
架空で虚空だと思っていたその存在
こんなにも鮮やかに 心を満たし
こんなにもくっきりと 姿を現した

電脳と鳴動のリフレイン


君が招いたその風は
僕の左胸の扉を開け放って吹き抜けた
君が見つけたこの光が
誰かの左胸の扉を開ける鍵になりますように

通信と風印のリフレイン

 

 

#GenuinePartner,True.

街は浮かれて冬色めいて

空から届いたパウダースノー
君から届いた返事はノー

瞳潤んで街灯滲んで
ひと足お先のイルミネーション
空想夢想のイミテーション



#SelfCelebration

ぼくは あなたと恋に落ちる
ぼくは あなたの夢に散る
ぼくと あなたの日が落ちる
ぼくと あなたの花も散る

あなたは ぼくのシャツを着る
あなたは ぼくの爪を切る
あなたは ぼくのコートを着る
あなたは ぼくと指を切る


ぼくは あなたに 落ちる 散る chill 
あなたは ぼくを 着る 切る kill

ぼくは あなたで chill chill 満ちる
あなたは ぼくと kill kill 生きる


#Chill&Kill
 

「待ちきれないない 耐えられない」
そんな僕の 心を焦がす
7日ぶりの 君とのデート

「待ちきれないない やるせない」
そんな僕の 眠気を覚ます
7時間ぶりの 君とのおはよう

「待ちきれないない 果てしない」
そんな僕の 胸を貫く
7秒ぶりの 君からの通知音


次のデートまで 60万4800秒
それまでに君は 僕の胸を86400回貫く
「全然足りない 物足りない」

そうだ 7ミリ秒ごとに 君を想おう
僕が息絶えるまで 3153億6千万回 君を想おう


#EndlessLife

会いたい 会いたい

会いたい 会いたい

会いたい 会いたい

あ、痛い。


痛い 痛い

痛い 痛い

痛い 痛い

ねえ、会いたい?

え、バイバイ?



#LiskyWrist

「おはよう」も 「また会いたい」も
「楽しかった」も 「おやすみ」も
あなたの言葉は わたしだけのもの
いつか心も そうなったらいいな

着ているコートも 腕時計も
そのネックレスも 髪の毛も
あなたの姿は わたしだけのもの
きっと心も そうなるかもね

見ている映画も 読む本も
食べたごはんも 吸う息も
あなたの中身は わたしだけのもの
あとは心が そうなるだけ

わたしのあなたに なるかもね 
わたしのあなたに するから ね。


#2*(16-1)