今回は、日本刀を作る工程をお話ししたいと思います。

 

 

刀鍛冶 石田國壽様(以後、石田刀匠とお呼びいたします)の鍛刀場です。下差し

 

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日本刀を作る手順は、

 

 

水減し
小割り
積み沸かし
折り返し鍛錬
造り込み

素延べ

火造り

土置き

焼き入れ

研ぎ

 

 

と、写真のように、左から右へ沢山の工程を経て作られます。下差し

 

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作刀には、沢山の木炭を使います。(赤松の炭)

 

玉鋼(以後、鋼)を熱するのに欠かせないもので、使いやすい大きさに揃えるために、炭切りという作業も必要です。

 

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ここからは石田刀匠が鍛錬している実際の動画になります。下差し

 

 

鞴(ふいご)で火床(ほど)に風を送り、鋼を熱して叩きます。

 

炎の色や経験から得た感覚で見極めていきます。

 

 

熱した鋼を鍛錬していきます。下差し

 

火花のように飛び散ったものは、鋼に紛れこんでいる不純物で、叩いていくことによって、その不純物が取り除かれていきます。

 

 

 

繰り返し、鍛錬をしていきます。下差し

 

火床で再び沸かす時も、空気が触れると鋼に不純物ができるので、藁灰や泥水で酸化を防ぎます。

 

 

折り返し鍛錬(延ばして切って折り返し、鍛着させる)の様子です。下差し

 

折り返し鍛錬をすることでさらに不純物が取り除かれ、何万もの層となり、強い鋼となっていきます。

 

 

炎の温度は、1350℃ほどになります。

 

その中で鍛えられる鋼は白色やオレンジ色に光り、さながら神秘の宝石のようです。

 

 

作刀工程の一部分、鋼を鍛える動画をご覧いただきました。

 

日本刀は分業制をとっており、研師や鞘師と言った専門の職人の力を借りて、美しく輝く刀身となります。

 

 

こちらは、石田刀匠の作品です。下差し

 

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日本刀は、単なる武器としてだけではなく、古来より神器として、御守りとして大切にされ、伝承されてきた日本が誇る文化の一つだと思います。

 

 

春光堂ブログの次回は、この日本刀の材料を用いて作る「銘切ストラップ」のお話しをいたします。桜