(前回までのあらすじ
ちっこくなったウサギはネズミ達に伝説の勇者にしたてあげられ、隣のビルに拐われた雌ネズミ達を救出に行かされるはめに…)


ウサギ達は、

下水から這い出て、

階段を乗り越え、

途中、怪獣と(相対的に)化した酔っ払い客(ホモサピ)に殺されかけ、

また階段を乗り越え、

途中、ウサギの店に寄り、

更に階段を登り、

やっとの思いで屋上に辿り着きます。



ウサギはお店から持ち出した材料でモゾモゾ何かの製作作業を始めます。


ネズミの従者達は不思議がります。

🐭🐭🐭“勇者殿、何故屋上に?

早く隣のビルに行かねば!”


ウサギは必死でモゾモゾを続けながら言います。

🐰“どうせ下水管伝っても、地面歩いても、

隣のビルまで敵が沢山居るんでしょ?”


🐭🐭🐭“確かにそうですが…”


🐰“だったら、味方の多いこのビルの屋上に上がって…”


🐰“出来た!、デッカイ紙飛行機~♪(×4)”


🐭🐭🐭“何スか?これ??”


🐰“コレに乗って飛び立つんだ!。


オレに続けぇ~っ!!。 ̄(`∀´!) ̄”


ウサギはバランス良く紙飛行機を抱え、

猛ダッシュしました。


すると、紙飛行機はフワリと浮きます。


ウサギはそれに飛び乗ります。


ネズミ達も真似して、なんとかウサギに続きます。


紙飛行機達は、

一直線に隣のビルへと向かい始めます。




…当然ですが、

通常、ビル風に煽られた紙飛行機が、

真っ直ぐに飛ぶ訳は有りません。


先程ウサギは、

紙を取りに自分の店に寄ったついでに、

ランプの魔人を呼び出し、

“風のフリをして、紙飛行機達のバランスを取る様に”

と、命じていたのでした。



…飛行機を支えながら魔人は尋ねます。

“あの…御主人様?、紙飛行機に乗らなくても、私が抱えて直接隣のビルに連れてけば早かったのでは?”


ウサギは答えます。

“昔にね、とび魚と一緒に翔びたかったんだ、

その時は色々有って無理だったんだけど…


気分の問題だよ。(( ̄(≧∀≦!) ̄))ピコピコピコピコ♪{魔人ありがとーっ!!”




魔人は、

“そー言えば昔、「絨毯を飛ぶ様に改造して!」って御願いしてきた変な男も居たなぁ…”

と、思い出に浸りながら、少し納得したのでした。




13日へ続く。