秘密基地に表面処理を注文すると、
本体より高額の工賃を請求される事が有ります。

秘密基地の料金は材料費+必要とされる時間で料金が決まります。
本体はある程度の量産化で無駄になる時間が減るので安くなるのですが、
表面処理にかかる手間は甚大で、安くはなりません。

“文句がある方は自分でやってください。”

って言うんですが、恐らく一般の方が作業するとなると、同じ時間を自分の仕事にかけたら、秘密基地の指定する料金の三倍は稼げるでしょうね。(-""-;)

とは言へ、
自分で手入れした道具って愛着が湧くものですので、“自分でやってみる”って言うのも大事なことです。


折角なので昨日作った木製トランプケースに、表面処理の代表格の、
“ニス塗り”をするので、技術公開してみましょう。d(*´∀`*){真似してやってみるもよし、面倒臭いのを再確認してから外注にするもよし…デス。


今回使用するのは、ダークオークっぽく染まる水溶性の着色ニスです。

水溶性ニスは、油性に比べて完全乾燥に時間がかかりますが、途中で失敗したとしても慌てず修正できるので、月影は基本、塗料もニスも水性を使います。

塗った後の状態が一目瞭然なので、今回は最初からこれを使いますが、
ホントは、最初と二回目の下塗りは透明ニスを使うと、木材の切り口等に不要に染み込まずに、塗りムラ無く均一に飴の様に仕上がります。

逆に、木目を生かすので有れば、倍に希釈して、染料として木材に染み込ませてから、本来のニス塗りを始めるって言う方法もありますが、薄材(2[mm]厚以下のバルサ等)の場合、メッチャ歪みます。ご注意下さい。


まずは大雑把にニスを塗りたくります。Ψ( ̄∇ ̄)



ムラやタレは気にせずにハケにニスをたっぷり染み込ませて塗りたくって下さい。



で、1日放置します。

明日に続く♪(いや、乾かないと次の作業が出来ないので。(´∀`;))