第48話「最終決戦の日 それは始まった」


イリーナの目的はスタジアムの各所に爆弾を仕掛け、観客を人質にして世界各国に取引声明を出すことでした。

サイレンはスタジアムに観客を閉じこめる合図だったのです。

スタジアム内のホログラムで魔女衣装のイリーナ。

まるで紅白の小◯幸子ですw

イリーナは世界各国の首脳たちをその座から引きずり下ろすつもりなのだろう、と金雲は言います。

ベルナルドとフロイは自分たちの母に止めるよう説得しますが、もちろん聞き入れるわけがありません。

イリーナはオリオンの本当の目的を語り始めるのでした。


ヴァレンチィンが生きていた頃、世界中で貧困にあえぐ人々を救済していたのですが、イリーナが興味を持っていたのはビジネスの方。

そんな中、とある国の実情を知り激怒した彼女は、夫の行為が綺麗事で無駄なことだと悟り、いつしか夫婦仲は冷え切ってしまったのです。

ヴァレンチィンの死をきっかけに、イリーナは世界を変える計画を始めるのです。

彼女が思うままの理想郷を作る、それがパーフェクトワールドの真実でした。


魔女イリーナのホログラムの中から、見たこともないユニフォームの選手たちが登場します。

キャプテンマークを付けているのは、例の謎の少女。

彼女・ユリカは「我らはシャドウ・オブ・オリオン」と名乗り、「オリオンの力を知らしめる者だ」と言うのです。

しかも、彼女たちの背後から現れたのは、なんと影山零治だったのです!

これには円堂たち、影山を知っている者たちにとっては驚愕でしかありません。


「世界の結束が本物ならば、それを証明してみせるがいい!」

イリーナはシャドウ・オブ・オリオンと戦えと促します。

金雲はスタジアムにいる世界中のサッカー選手たちに、世界選抜の代表メンバーを結成すると呼びかけました。

明日人、それに続いて母親と決別したフロイが立候補します。

結局、金雲の独断と偏見でチームを組むのですが…。

円堂、明日人、灰崎、野坂、豪炎寺と次々と名前を呼ぶ金雲。

残りは一星、フロイ、風丸さん、子文もといハオ、アフロディ、マリクとルース、一之瀬、クラリオ、ペトロニオとアルトゥール…など。

意外に漏れちゃった選手も多いですね、流石に。

名前を呼ばれた中には、なんと不動の姿も!

脚はしっかり治してきたようです。良かった〜。

最後に呼ばれたのは鬼道さん。

やっぱり、最強の助っ人は鬼道さんでしたね。

遅れていたのは、影山の動きを探っていたからだったんですね。

鬼道さんが言うには、影山がオリオンの監督を引き受けたのは「奴の興味を満たすほど大きいものだった」そうなんですが…?

ウラジミールに訊かれた影山は「このスタジアムに英雄を見にきたのだ」そうで、イリーナ側に付いている訳ではなさそう。


選ばれた世界代表選手たちですが、ユニフォームが金雲の服と似ているので、これはあらかじめ用意しておいたんでしょうね。

しかし、クソダサい…。

チーム名も「チョウキンウンズ」で、ダサさの極致ですw

フロイでさえ「破滅的なセンス」と言っているので、ロシア人でも分かるダサさなのでしょう。


試合はイリーナから交代無制限のエキシビションマッチと説明されたのですが、シャドウ・オブ・オリオンの方はベンチメンバーが見当たらないので、これは相当強いと言うことに…?

かくして、FFIの決勝戦は中断され、オリオンとの最後の試合が始まったのです。


開始早々、クラリオが「ダイヤモンドエッジ」を出しますが、GKのプロキオンが足で直接蹴り返します。

キャプテンのユリカも正確無比なプレーで「オリオン・クロスバイパー」を出してくるのです。

これには円堂の「ダイヤモンドハンド」でも太刀打ちできません。

これで0対1。

倒れ込んだ円堂を心配して声をかける風丸さんが無印でよく見た光景で嬉しいですね。

「敵わねえ奴がいるってことは、まだまだ面白えことが続くってことじゃないのか!」

と、円堂のセリフも相変わらずです。


一星がベンチなのは、序盤は観察役だからでしょうか。

そして、キンウンズは鬼道さんと野坂の2人の司令塔のお陰で、プレーしやすい環境が整ってます。

ボールは豪炎寺に渡り「ラストリゾート」炸裂。

ですが、プロキオンは全く動きません。

どうも、ユリカが「コンチェルト」と言った時に、ゴール前に気流を発生して止めたようなのです。

そして攻撃に転じて、明日人たちを翻弄すると、アクロバティックな動きで空高くからシュートするのです。

これにも円堂は手が出せず。


「ユリカはオリオンの技術を結集して作り上げた戦闘兵器。感情を捨て、研ぎ澄まされた感覚で敵を粉砕する。お前たちに勝てるはずはない」

イリーナはそう言うのですが、フロイは幼い頃の彼女を知ってました。

「前は優しくて平凡な子だった」のですが、本来の彼女に戻ることはあるのでしょうか?

「レクイエム」の一言で仲間に指令を出すユリカ。

再び「オリオン・クロスバイパー」で3点目をもぎ取ります。

これで前半戦が終了。

クラリオが既にへばってるので後半は灰崎にチェンジ。

風丸さんを下げてMFに一星が出ます。

…つうか、このチーム純DFが風丸さんしかいないんですが…。

ルースとマリクは一応全ポジションやれそうですが。


後半が始まり、ユリカを明日人が止めようとするのですが、彼女が起こした気流で明日人の体はきりもみし、倒れてしまうのです。

「無意味な抵抗はよせ」と明日人を足蹴にするユリカ。

「時間の無駄だよ」と言うユリカを「いいか、よく聞け。立ち上がることが無意味だと言うなら証明してやる!」と返す明日人。

「可能性がゼロでも、立ち向かい続ければ、ゼロは1となり、2となり、100にだってなれるんだ!!」

「挑戦し続けることで、可能性は無限になる!」

その言葉が仲間たちを奮い立たせるのです。


イリーナの過去は悲しいものかと思ったら、意外にそうでもなかったですね。

それくらいであそこまで悪女に徹するのかな〜とは思いますが。

世界選抜からの不動と鬼道さん復帰は嬉しいところ。

野坂とのオリオン版ダブル司令塔シーンが見れたのは良かったですね。

ともあれ、次回でオリオンの刻印も最終回。

長いようで短かったです。

最後まで見届けたいと思います。