第5話「トロイの木馬」

FFIアジア予選第2試合の相手はオーストラリア。
敵はどうやら「太陽のサタン」と呼ばれているそうなんですが…。
ネーミング見る限り、悪魔要素が多すぎて、太陽あんまり関係ないね?
つか、オーストラリアと何か繋がる意味が無いような。
そして、すっかりカメラマン紀村の隣には常に謎の少女ユウが座っている始末。
この子、いつも何かしら食べているので、FFIでの野坂西蔭ペアの代わりはこの二人なのかも?

イナズマジャパンはまたまた、灰崎と吉良ヒロトのツートップ。
その灰崎は鬼道さんを見つめながら、心で呟きます。
「鬼道…、俺にとってはあんただって光だぜ。眩しすぎるくらいにな」と。
ええ…灰崎、完全に鬼道さんに惚れてしまったのね。人間的な意味で。

オーストラリアのキャプテンはサタンと言う名のFW。
中の人は岸尾だいすけなんですが、無印ゲームの佐久間以来ですね。
OPにも出てるキャラですが、なんか髪の色が違うような…。

案の定、オーストラリアはラフプレー主体のチームではなく、トリックでイナジャパを意のままに操る感じです。
知らないうちにいつのまにかボールを取られているのですが、この既視感、まんま無印練習試合の尾刈斗中と同じような…。
明日人も、一星から見せられたビデオと全く違うプレースタイルに驚きを隠せません。
サタンのシュート「タイムトランス」は、どうもタイミングを狂わせるものらしくて、円堂の「風神雷神」は全く役に立たず。

訝しむジャパンの皆んなですが、ここは悪魔に対してはヒロトです。
最初はタイミングをずらされていた吹雪の「アイスグランド」を、サタンが仕掛けようとした瞬間、ヒロトが割って入ったことで、無事ボールを奪取。
しかし今度は、必殺タクティクス「インビジブル」で灰崎が持っていたボールを消してしまうのでした。
再び「タイムトランス」でオーストラリア2点目。
ボールが瞬間移動していることに戸惑うイナジャパ。
それにしても、風丸さんはともかく、吹雪まで「ヒロト」と呼び捨てなのか。こっちの世界線では。
風丸さんはボールの瞬間移動に観客たちが気づいてないことに違和感を唱えます。
オーストラリアの見えない技を打破するのが今回のキモっぽいですね。

相手のトリックプレーに惑わされている中、イナズマジャパンベンチにやって来たのは…海外から帰ってきた夏未さんだァ!
金雲監督が「本戦から合流するハズ」と言ってるので、一時的にやってきたみたいですが。
剛陣先輩が夏未さんに目を付けてるけど、未来の円堂の嫁だぞ…。
お土産が三色団子だったり、タツヤが話しかけたのに対し「なんでコイツにだけ名前を訊く」とツッコむ剛陣先輩、なんなんだ。

敵選手の手の動きに違和感を覚えた明日人。
どうも、それが幻惑の正体でした。
「悪魔の力だとしたら、なす術なしですよね」
と言う一星に苛つく鬼道さん。どうもなぁ。
海外で既にオーストラリア選手の内情を知っている夏未さん。
監督に頼んで「目を閉じる」よう鬼道さんたちにアドバイスするのですが、
「目を閉じて(^ε^ )」
を「目を閉じてチュウ」と読んだ鬼道さんwww
「顔文字を読むな」とツッこむ灰崎じゃないですけど、律儀だよねぇ。

目を閉じてサッカーすることに、不審がるみんなだけど、坂ノ上がブラインドサッカーの存在も聞き、早速取り入れる明日人。
いやいや、あっさりやってのける辺り、ノマシュの達人は違うなぁ!w
夏未さん曰く、オーストラリアの選手が使っているのはヒプノシス、要するに催眠術で、やっぱり尾刈斗と同じじゃないですかー!

ヒプノシスから脱し、「柔と剛」からの鬼道さん初シュート。
「オーバーヘッドペンギン」は灰崎の技ですが、鬼道さんも使えたんですね!!
って言うか、鬼道さんの単独シュート技はイナズマ始まって以来の初ですよ。
アレスからは必殺技すら使ってなかったので、コレだから驚きの連続でした。
つか「弟子の技を師匠である俺が使って何が悪い?」とは。
あとペンギンの色は帝国仕様なんですね。

ヒプノシスを破られたことで焦り始めるオーストラリア。
なんと、サタンが奇怪な声で笑いだしたと思ったら、いきなり髪の色が変わってしまいました!?
二重人格なのかね~。
これも尾刈斗の監督とおんなじだ…。
「儀式に移る」
とサタンが言った途端、鬼道さんのゴーグルに謎の光が。
韓国戦での鏡を使ったアレなのかな?
もんどり倒れた鬼道さんが、明日人と灰崎に気をつけるよう呼びかけますが、彼らも謎の光に目を眩まされるのです。

金髪サタンはちょっと妖しさ満点なのが気にかかるのですが、またまた「タイムトランス」で3点目得点。
未だに対処法を見出せない円堂だけど、目を閉じればいいんじゃないのかな?
それとも他に策があるのかも。
焦る円堂を微笑んで見守る夏未さん。
信頼してるからなのかな?

謎の光は鏡ではなくレーザー光線のらしい。
だよねぇ。鬼道さんがゴーグルしてでさえ眩しくなるんだから。

オーストラリアのキャプテン、サタンは3番目の変化。
髪が赤くなり、おまけに四方にトンガリ、自分のことを「麻呂」とか言い出してハイテンションになってしまうからもうトンデモ過ぎですw

そして、謎の光を出していたのが、一星だと気づいた灰崎。
鬼道さんは金雲に一星を外すよう頼むのですが、なんと、大会規則で国家友好親善大使の一星は規定の時間出場させなければならない決まりだったからなのです。
「私には何もできません。私には、ね」
と言う金雲監督、わざとそう言ってるっぽい?
鬼道さんの反撃を期待してるようだし。
鬼道さんは風丸さんに「トロイの木馬」である一星を排除すると断言するのですが…。

今回やたらと鬼道さんが風丸さんに話しかけているのですが、やっぱり豪炎寺が離脱中だからですかね?
エイリアの世界線でも今回ほどじゃないけど、二人で話しあうシーンが見受けられたので、同等に信頼できる人が風丸さんしかいないってことなんでしょうけど。
あと夏未さん再登場は普通に嬉しかったですね。
これで飯マズさえなければ………w