第20話「必殺奥義、その名は…」

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フィールドに戻ってきた、基山タツヤ。
吉良ヒロトに「俺はお前にサッカーを教えにきたんだ」と言い、呆きられる
「お前自身がレベルアップする必殺奥義を伝授してやる!」
とのことだけど、
「必殺奥義、その名は…パスだ!!」
で噴いちまったですよwww
ま、タツヤの言い分は、ヒロトに仲間とのチームワークを身につけろ!ってことなんですけどね。
だがぼっち慣れしてるヒロトには、その言葉は通じない。
「ザ・エクスプロージョン」はゴーレムの「ザ・ウォール」でシュートブロックしてのりかの「マーメイドヴェール」で止められてしまうのでした。
雷門の厚いディフェンスに、ヒロトは次第になす術がなくなってゆく…。
って言うか、明日人が相変わらず止めに行ってて、もうFWじゃなくてリベロじゃね?と思ってしまう。
(26日に発表された日本代表選考会と言う名のイベンドで、明日人はMFにポジションチェンジしたそうです。流石にね)

小僧丸が「ファイヤトルネード」で追加点をあげようとしたが、オサーム様は
「そのシュートはすでに見切っている!」
とほざくのですが、君は聖闘士か?
「ワームホール」で止める…と思いきや、走りこんできた剛陣先輩が
「ファイヤ…出現地点予測」
で落ちてきたボールをヘッドでゴールに押し込んでしまうのでしたw
なんなのコレwww
剛陣先輩はもう、必殺技いらないでしょw
でも超次元サッカーには用無しな気がしないでもないです。
イナウォで日野社長が、剛陣先輩にはちゃんと必殺技ご用意ありますと言ってたので、ちゃんとした奴をお願いしたい……。
つか、その完全ギャグなシュートを見逃すオサーム様もまたアレw

ともあれ、自分が止められたヒロトは、雷門の仲間を信じるプレーに苛立ちを覚えはじめるのでした。
幼いころ、常にぼっち状態だったために仲間の必要性を感じなくなってしまったようです。

オサーム様は失点を重ねても、相変わらず調子こいたセリフで挑発します。
「俺をもっと楽しませろ!」
……エイリア世界線ではデザームとして、強大なキーパーだったんですが、やっぱりエイリア石がないとこのセリフもチグハグなのよね。
だが、なんと言うことでしょう!
明日人の「シャイニングバード」は「ドリルスマッシャー」で止めました!
おっ、今までは接待プレーだったんですか?とでも言いたくなりますが、止める時はちゃんと止められますやん!
ただし、この「ドリルスマッシャー」、アレスではオサーム様自体がクルクル回る技に変更されてました。
お前が回ってどーすんだwww
南雲と玲名の会話から見ると、砂木沼さんはノリだすと鉄壁だそうです。

緑川たちが咎めるのも構わず、タツヤは雷門に徹底マークされているヒロトにパスを回し続けます。
ひとりぼっちと思っていたヒロトだったのですが、本当はタツヤが幼いころから彼に対し一緒にフットボールフロンティアに行こうと誘っていたのです。
やっとヒロトはぼっちではないと、分かったようです。
ヒロトのパスは、シュートのように強くて、緑川曰く「優しくない」パスなのですが、それこそがヒロトらしいところなのでしょう。
ぼっちゴッドストライカーじゃなくなったヒロトは永世をゴッドイレブンへと導くのです。
緑川の「アストロブレイク」はのりかの「マーメイドヴェール」で防いで、ここで前半終了。
えっ…、前半だけで2話も使ってたの!?

後半、ヒロトからのパスでタツヤの「流星ブレード」が決まり、5対5の同点。
これもう、どっちが勝つか分からなくなってきました。
タツヤの足が気になるところだけど、瞳子監督は続行を命じる。
アレスの瞳子監督はなかなかアツイ女性になってて、好感が持てますね。
残り時間5分のところ、明日人の「シャイニングバード」は砂木沼さんの「ドリルスマッシャー」で防がれ、そのボールはヒロトの「ザ・エクスプロージョン」をのりかの「マーメイドヴェール」で止める。
実に熱いですね。
これぞイナズマイレブン!って感じです。
その熱さに、観客席にいた灰崎も今まで感じなかった衝動を覚えるのでした。
ヒロトは「このチームで日本一になりたい」と叫び、その心意気はみんなに届くのでした。
幼いころ、タツヤとヒロトが交わした約束を果たすために、今度は2人の合体シュート「コズミックブラスター」を放つのです。
先程のように、「ザ・ウォール」で威力を弱め、「マーメイドヴェール」で止めようとするも、その威力のデカさにのりかは必死。
ですが、それはいつのまにか一緒に支えてくれた明日人と小僧丸のお陰で、なんとか持ち堪えたのでした。
うん、アツい展開!
そして3人の「北極グマ2号」で最後の反撃。
オサーム様もそのアツさに応えて「ドリルスマッシャー」で応じるのでした。
結果は辛くも雷門の勝利。
審判がタイムを計ってたので、ギリギリ間に合ったようですね。
しかし、雷門も永世もどっちも頑張った!
…前半の、ヒロトが参加するまでのGKザル状態がウソみたいでしたね。

負けてしまったものの、ヒロトはタツヤに
「お前に付いてってやるよ」
と、かつて交わした夢を2人で叶えようと伝えるのでした。
もちろんそれは、永世のみんなの夢でもあるのです。
しかし、タツヤが
「来年も頼むぞ」
と言ってることからすると、もしかしたら2人はまだ中2なのでしょうか?
オサーム様が3年なので、永世のみんなは無印より1歳下になってるのかも…?
観客席では吉良星二郎が、苦言を言いつつもニッコリ笑ってるんですが、元はと言えば、父親である彼の所為なのではw
因みに、吉良の秘書は眼鏡の男性なので、エイリア編の研崎はいないみたいですね。

今回は無印の試合を彷彿とさせる展開だったので、大満足でした。
やっぱり超次元サッカーはこうじゃなきゃ!!
それだけに、剛陣先輩のアレとかオサーム様の調子こいたザルっぷりがなかったらなぁ……と思います。