探すのはそのまま住めそうな中古の戸建て物件です。犬も子供もいるので、土地を買ってから新築したりとか、中古でもリフォームが必要な物件は、何度も現地に足を運ぶ必要がありそうなので無理だと思いました。新築はそもそもお値段的に無理ですしね。


別荘地と言えば誰でも思いつくのは軽井沢かと思います。軽井沢は自宅から関越自動車道で一本なので便利ですが、値段が高過ぎて全然無理です。かなり背伸びして頑張っても、土地の広さや立地、建物の作りの両方で、都内の建売戸建のような物件がせいぜいです。別荘っぽい感じだと、高すぎる、古くてそのままでは住めない、狭すぎる山小屋、立地に難がある(例えば駐車場から建物までが登山のようだとか)のどれかがあてはまる感じでした。

 

最初の頃は、いろいろな場所の物件を見れるので、東急リゾートの中古物件サイトをよく見ていました。軽井沢以外だと、候補にして物件を探したのは勝浦と山中湖です。那須は夏の天候、八ヶ岳は距離を理由に候補にはしませんでした。

 

勝浦は高原ではありませんが、夏に東京ほどには暑くならないことがあちこちに書かれており、また冬の間も雪が降らないので利用しやすく、電車での行き帰りができるのも良いと思いました。勝浦には別荘地は3ヶ所ほどあり、その中でもミレーニア勝浦の別荘は築浅の洋風の物件が多く、非常に魅力的でした。1軒、かなり気に入った物件があり、しかしすぐには売れずに値下げされたので、迷いに迷いました。しかし、勝浦は高速道路を降りてからの一般道が1時間ほどかかりそうなくらい長いのと、別荘地に木が少ないので夏の犬の散歩がそれなりに暑いのではないかと思い、結局は踏み切れませんでした。

 

山中湖は、軽井沢よりも築年数が古い物件が多いですが、その代わりに敷地面積が広く、余裕がある感じなのが良さそうに思えました。自宅からだと高速道路に乗るまでの時間が少しかかりますが、高速道路を降りてからのアクセスは良く、値段的にも手が届きそうな感じがしました。そこで、山中湖の周りから探し始めましたが、富士山のふもとまで含めて、別荘地がたくさんあることに驚きました。

 

現地を見に行きたいところですが、まだまだやんちゃな犬と一緒に見に行くのも難しく、そうこうしているうちに冬になってしまったので、ひたすらネットで知識を増やしていきました。