【ハードワークは本当にブラックなのか?】 | Live with Max.

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そんな視点でいろんなことを考えながら書いています。

 昨日、東京から札幌へ移動してきたのですが、新千歳空港から札幌市内へのバスに乗っている途中、衝撃的な光景を目にしました。

 バスは札幌ドームの前を通るのですが、ドームから数百メートル離れた地下鉄の駅まで歩道がパンパンの行列。びっくりしすぎて気持ち悪くなるくらいの人の数だった。栓をひねって水道の蛇口から水かでてくるかのように、地下鉄の入口から人が次々、次々、次々、次々でてくるんですよ。

 調べてみたらEXILEのドームコンサートだったんですね。僕はLIVEに行くとか経験ないので、もうびっくりでした。すげーなEXILE。あれだけたくさんの人が待ちわびているなんて。

 
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 今日は「ブラック企業」という言葉について。数日前に同じような業種の知りあいから、『うちの会社は確かにブラックですねー。』という相談を受け、そのことについて少し話しあった時のこと。

 色んな要素があるだろうけど、長時間労働がやっぱり問題らしい。飲食店事業を展開する某企業のあの事件で、“ブラック”という言葉とそれに対する見方は厳しくなっていますよね。

 「早く帰りなさい」と、「学校かよ?」と思うほど徹底しようとしている会社なんかもあるという。さもないと某企業のように取り返しのつかないことになりかねない。

 知人の相談を受けながら、時代が変わったなぁとつくづく感じたのは、2人でリゲインのコーマシャルの話で盛り上がった時。
 「24時間戦えますか?」「ジャパニーズビジネスマン」というコピーで有名になったドリンク剤だ。バブル期の象徴の1つかな。たしか僕が小学校の高学年か中学のころ大流行したが、CMは誰でも知っていた。

 バブル崩壊後もいわゆる「企業戦士」という言葉はしばらく残っていたと思う。僕が20代の頃に勤めていた会社でも、働くことへの誇りを感じさせる先輩がたくさんいた。時間のことなど気にせず、ハードワークをこなす姿を見ながら僕は過ごしてきた。

 もちろん長時労働の慢性化が良いことだとは思いません。慢性化は良くないけど、ビジネスパーソンとして成長する過程でそういうハードワークを経験する時期ってのがあっても良い気がする僕は時代遅れなんだろうか。

 過去を振り返ると、もう少し、あとちょっとだけ頑張っていたら、もっと良い結果になっていたかもなぁと思うことが僕はあるし。そこで結果を出せていたら、もっと大きく成長していたかも知れない。
 以外とビジネスってそういうものなんじゃないだろうかと最近つくづく思う。成長する人とそうでない人の違い、あるいは企業の違いってのは、実は「あともうちょっとの頑張り」って部分も多々あるような気がする。ハードワーク=ブラックではないと。
 
 僕も最近は仕事については精神論的な考え方への偏りが減ってきたが、大きな成果というものは、時には限界を超えるくらいの追い込み、努力が必要な時があるのも事実ですし、狭い範囲だけを見てすぐに「ブラックだ」なんて敏感になり過ぎるのもどうかと思う。

 ハードワークが良いか悪いかではなく、「こうでなくてはけない」という硬直した考えが一番ダメなんだろうな。ちゃんと具体的なゴールがあって、それに対しフレキシブルに考え方と行動できればそれで良いんじゃないだろうか。
 

 最近はエナジードリンクといえば、モンスターのブルーばかり飲んでいたけど、なんだか無性にリゲインを飲んで頑張りたい気持ちになってきたなぁ。


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