リスクある感染対策【その1】ゴム手袋。 | Fire川原の【おとぼけブログ】

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関西の 『炎のB級オヤジ・ギタリスト』 こと
ファイヤー川原でございますよ~

先日、某所でPCR検査をして、検査してくれる側が嫁ハンの職場であることに改めて「嫁ハン、大変やなぁ」と感じたファイやんでございます。

お読みくださり、心から感謝いたします。 

検査結果は陰性で、ひとまず安心してます。

 

 

さて、

感染対策として、ゴム手袋をしている方も

おられるかと思いますが、この使い捨て手袋には、ゴム手袋以外にも、ニトリル手袋、PVC手袋、ポリエチレン手袋、TPE手袋などさまざまな種類があって、その特徴・用途も多様やから、使用するなら「衛生面なのか感染面なのか」の基準も大事ですね。

 

ゴム手袋に関しては、ラテックスアレルギーという怖い面もありまして、このラテックスアレルギーっちゅうのは、

皮膚と天然ゴム中のラテックスタンパク質との接触により、赤み、かゆみ、じんましんなどの皮膚障害が発現するものなんやけど、このような反応がある方は絶対にゴム手袋はしないでくださいね。このアレルギーの大きな特徴は、まれにアナフィラキシーショック1(血圧低下や意識障害など)を引き起こす場合がありますから。

 

 

さて、そのゴム手袋の、ぴっちりタイプの方

 

  

のデメリットは、それだけではなく

しっかりと手を洗ってからつけないと

更なるリスクがつきます。

手のひらなどのシワの溝に、ほんの少しだけ残っていた雑菌・汚れ・垢などが、密閉状態となった手とゴムのあいだで汗という水分によって繫殖し、それらが広がり始めると視覚的には変色による確認ができます。

 

( ↑ 手についてた雑菌が繫殖してこうなる)

 

ここでもし、ゴムが破れたりして人に触るものなら、雑菌を、触れた相手に付着させてしまうことになる。

素手での消毒と乾燥の方がイイ場合がある大切さを忘れてリスクをしょい込む。

これ、感染対策・衛生対策の盲点ですわ。

要は、正しく手袋を使うから有効なんですね。

 

手をしっかり洗って乾燥させてから手袋を着用する。

しっかりね。

 

「手袋を着用したが、手を洗わずに着用した」

「今、手袋を新しく変えたが、手を洗ったのは1時間前や」 などという怖さ云々。

 

ここに必ずしも

手袋着用=感染対策  ではない。

っちゅことが言える。



工場で食品加工などの流れ作業のように、一つに集中する作業ではなく、相手が物でなく人間(生き物)の場合リスク面を理解して「本当に そこでは手袋が必要なのか? こまめな手洗い消毒と乾燥での素手対応の方が感染対策になっているのではないか」という問いの投げ掛けが大事だと僕は考えますし、そう考える方は多い。

つまり、その作業や仕事は、一つの作業に集中せず、ウイルスと雑菌の代名詞でもある
ボールペン(筆記具)、リモコン、ドアノブ、手すり、蛇口、トイレ水洗レバー、便座、洗面シンク、テーブル、携帯電話、タッチパネル、パソコンキーボードとマウス、受話器、財布、スイッチ類(電灯スイッチなど指で触る全てのスイッチ類)車のハンドルに各種レバー、鍵にキーホルダー、電車やバスなどのつり革 などにさわった手袋のまま他人に触れる危険性を、特に医療や飲食店や介護などの従事者は、知らないとは言えませんね。

 

「みんなと自分を感染から守る。だから正しい感染対策をする」は、当たり前のことですわ。

中には「手袋してりゃぁ いいんやね」とか、

手袋してない人に「手袋つけて!手袋!」みたいな浅はかな環境を作ってる所もあるようで・・

 

手袋が感染対策ではなく、

手袋をどう正しく使うかに

対策があるんですよ。

 

 

 

「鼻出しマスク」のように見栄えだけで 対策になってないようなことでは本末転倒ですね。

 

「対策、してますよ」のアピールや見せかけではなく、

正しく対策する。の一点ですね。

 

 

感染対策に手袋を使ってる あなた、

 

どうですか?

みんな手袋を正しく使ってはりますか?

あるいは みんな、

素手での対応を正しくしてはりますか?

 

 



  世界中のみんなが、

     もっと笑顔になりますように・・

 

 

(新型コロナウイルス感染症に感染された方々を含めて、

病気で闘われている方々の回復と、感染症の撲滅 及び感染拡大の くい止め、

ならびに医療従事者の皆様を含めた 病気・感染症に立ち向かう

全ての方々への成功を心からお祈りさせていただき、

そういう思いを持ち続けつつも、このブログでは あえて、

今までと変わらぬ 「おもしろ おかしく書く」 行為を、 お許しくださいませ。)