「確かに貴様は強い。 それは認めてやろう。 だがな、私の本気もこんなものではないんだよ!」
覚醒クレイマン
第42話 八星魔王(オクタグラム)
早いものです。 もう第2期最終話
今回も、ネタバレ指数が相当に高いので閲覧ご注意で
前話からのバトル、リムル対クレイマンのタイマンですが、
お約束なセリフの応酬をこなしつつの早々の決着でした
クレイマンはザコというには失礼ですが、
最期まで憐れな小ボスでな感じで・・・ある意味残念ではありました
まぁ、ザコな戦いをあんまり引っ張るのも確かにどうかですし
「妾の事はバレンタインと呼ぶがよい」
ミリム&ヴェルドラのやらかしにより、直後、
メイドがヴァンパイ族の魔王バレンタインであることが発覚
吸血鬼がどうして聖者の名?
この後はかなり注意深く見ていないと分からないのですが、
西方聖教会の教皇に探りをいれる道化ラプラスの目の前に現れたのは・・・
ヒナタ・サカグチ
速攻で逃げ出しますが、
行く手を塞がれます。
このロイって人(人?)が先ほどのバレンタインの替え玉担当の方で
冒頭に「魔王バレンタインが配下ロイ様が・・・」とか、
名乗りを入れてくれれば分かりやすかったよね?
このロイ様、このシーンをもって物語から退場となるのですが、
あまりにもあっさりとやられ過ぎなため、強さが伝わってきません
ロイ(結構強い)<<ラプラス(むっちゃ強い)
これが誇張されるくらい伝わらないと続く(であろう)第三期が面白くないんで、
ここはもう一工夫、欲しかった所かも
第二期全般的な感想になりますが、やはりシナリオ進行にはかなり苦労されてるなぁ・・・と思いました
原作に忠実にゆくと話数の時間割の関係で、間延びがちとなり
どうしてもテンポが悪いんですよね
例えばですが、
クレイマン配下筆頭のヤムザ
こんな使い所のあるキャラが第43・44話だけの登場とは実にもったいない
彼と上司クレイマンとの虚々実々の主従関係だけで十分に面白い
1話分のシナリオが易々と書けそうな気がします
会議が長くって許されるのは日本人の性なのでしょうか
二つ目が、プロレスに過ぎたか?ですね
どういうことかと言いますと、技なり魔法なり繰り出すのですが、
これを決して妨害しない
やりたいようにやらせて全力で受け止める
軍レベルで罠を張っても、すんなりまるっぽ嵌ってあげる
駆け引きの面白さが、あまりにも少ないんですよね
これも原作に忠実ならば仕方なしですかね
三つめが強い悪役不在
ザコを何匹倒した所で物語は輝かないんですよね
これから第三期を迎えるとして、魔王ギィあたりが敵役に回ってくれれば、俄然盛り上がるのですが、ラプラスとユウキ・カグラザカではあまり期待できそうにないと言いますか・・・
原作を無視して、第三期はほのぼの世界探求って方向性も個人的にありじゃない?って思うのですが、そんなことをすると原作原理主義者が黙っちゃいないでしょうしね
なんだかネガティブ感想ばかりなってしまいましたが、絵も音(声・音楽)もいいですよ。
いずれにしても第三期の制作は強く期待していますので、よろしくお願いいたします!