普段、お彼岸の際などお墓参りに行けないので、
帰国すると恒例の行事となります。

今日は、母方の多磨霊園と父方の東京霊園と
両方にお参りに行きました。

多磨霊園は、うっそうと木が茂り、
重たいどんよりしたお墓です。

東京霊園は、高尾なのでかなり都心部からは遠いです。
山を切り開いて作られているお墓なので
高台にあり、景色が見渡せ明るいイメージです。

日本人は、亡くなると火葬され、家族のお墓に
入りますね。

イタリアは、通常は土葬です。
そのまま棺桶に入れられます。
地面のお墓の場合は、映画に出てくるシーンの
ように棺桶が地下に埋められます。

最近はやはり場所の関係で
マンションのように?
引き出しのように?
棺桶ごと入れられてずらーっと並べられている
お墓も多いです。

イタリアの場合は、亡くなる前に火葬の意思を
表明して書類に残しておけば、
火葬をしてもらえます。

国によりだいぶことなる事情です。

インドは、お墓が基本的にないらしいです。
亡くなると火葬され、骨の一部が海や川に
流されるそうです。

私たちが生まれた時と同じ状態に戻る
という考えのもとです。
これは、母親のお腹にいた時に
羊水(海、川を意味する)の中に
浮かんでいました。
再び、海や川に戻るのです。

そして、インドではお墓が全くないわけではない
ようですが、重要でないようです。
残った骨は家の庭の地面の下に埋めたり
するようです。

お墓にお金がかかって、
死んでからもお金がいりようになるのも
大変ですよね。

世界でも歴史に残るような重要な人物のお墓は
圧巻ですよね。

日本の古墳、エジプトのピラミッド、
インドのタージマハール、
フィレンツェのメディチ家の礼拝堂

時代が変わっても、
後世に永遠に続く権力や名誉を誇示
し続けています。

私は、インドのように灰になって
海に戻してもらうのが一番かなと
思います。。。