事故ってから最終的に… | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早に20数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪






引っ張ったらまま放置してすみません💦


前回の続き。




打ったところが痛いなーと思いながら、ソファーでくつろいでいると、私のスマホにメッセージが届きました。


メッセージは事故った車の運転手の男の子から。


"調子はどうですか?大丈夫ですか?
今日は本当にすみませんでした。
スクーターの修理にかかる値段も教えてください。
また明日、連絡します。"

と。


うーーーーん…


純粋にいい人なのかも真顔


ダンナにもそのメッセージを見せると…


「悪い人ではなさそうだよね。
まぁ、とりあえず、明日、スクーターの状態を見てみよう。
帰ってくるとき、何か問題あった?」

「なかった。」



男の子には

"身体は痛いけど、病院へ行くほどじゃないから大丈夫です。
明日、スクーターの状態を調べて、また連絡します。"

と返信。



そして、翌日。


朝にスクーターをダンナとチェックしたところ…
転けてすった傷はあるものの、どこかが壊れている様子はなく。
ダンナも少し運転してみたけど、どこおかしいと思われるところもなく。

「本当に、ゆっくり運転してたんだね👏
たぶん、スクーターは転けただけ?」

とお誉めの言葉をいただきました。

そして、ダンナの意見としては…

「修理に出して、傷がついた部分を新しくしてもらうことはできるけど、その間、たぶん1週間ほどスクーターは帰ってこない(使えない)。
僕たちにとってはそっちの方が被害が大きい。
(私もダンナほぼ毎日仕事にスクーターを使う。)

保険会社を通して、医師に診断書も出してもらえば、仕事も休めるし、保険金も入ってくるけど…話を聞いている限り、メッセージを見る限り、車を運転してた男の子の"誠意"は伝わってきた。
痛いのはシェコが可哀相だけど、病院へ行くほどでもないなら…
もういいんじゃないかな?
何も請求しなくても。

ま、それは
シェコが決めることだけど。


はい、結局そこね真顔


でも、ダンナの言うことにも…納得。

結局、スクーターもほとんど損傷がなかったしね。

そこで…

"夫と一緒にスクーターをチェックしました。
傷はあるものの、大したことはないし、大きな損傷はありません。
私も病院へ行くほどの怪我をしたわけではないし、もういいです。
これで終わりにしましょう。"

とメッセージを男の子に送りました。


すると、ソッコーで返信が来て…


"ありがとう"と"本当にすみませんでした"の嵐でした。

この男の子、事故った場所のそばのピザ屋で働いているらしく…

"せめてものお詫びに、今度ピザをご馳走させてください!僕は○○で働いています。是非、ご主人と一緒に来てください!"

と。


ま、ピザ屋には行ってないですけどね。

その気持ちはありがたくいただきました✨




もしこれが、「私のせいじゃない!」とか言い出す逆ギレタイプの人だったら、保険会社に連絡してたと思います。


結局、事故から3日くらい身体は痛かったわけですが、日にち薬で治りました。

スクーターも、もともと定期点検の日が近かったので点検に出しましたが、問題ありませんでした。

だから、今ではあの時、保険会社に連絡せず、男の子にも何も請求せず、それでよかったと思っています。

それはやはり、男の子が誠実に対処してくれたからに他ありません。


誠実さに

国籍、関係ないです。

人種、関係ないです。

"その人"が誠実であるかどうかです。


移民の先輩として、若い彼が、ここイタリアフィレンツェで、その誠実さを忘れることなく、うまくやっていけますようにと願うのでした。


おわり











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