
引っ張ったらまま放置してすみません💦
前回の続き。
打ったところが痛いなーと思いながら、ソファーでくつろいでいると、私のスマホにメッセージが届きました。
メッセージは事故った車の運転手の男の子から。
"調子はどうですか?大丈夫ですか?
今日は本当にすみませんでした。
スクーターの修理にかかる値段も教えてください。
また明日、連絡します。"
と。
うーーーーん…
純粋にいい人なのかも
ダンナにもそのメッセージを見せると…
「悪い人ではなさそうだよね。
まぁ、とりあえず、明日、スクーターの状態を見てみよう。
帰ってくるとき、何か問題あった?」
「なかった。」
男の子には
"身体は痛いけど、病院へ行くほどじゃないから大丈夫です。
明日、スクーターの状態を調べて、また連絡します。"
と返信。
そして、翌日。
朝にスクーターをダンナとチェックしたところ…
転けてすった傷はあるものの、どこかが壊れている様子はなく。
ダンナも少し運転してみたけど、どこおかしいと思われるところもなく。
「本当に、ゆっくり運転してたんだね👏
たぶん、スクーターは転けただけ?」
とお誉めの言葉をいただきました。
そして、ダンナの意見としては…
「修理に出して、傷がついた部分を新しくしてもらうことはできるけど、その間、たぶん1週間ほどスクーターは帰ってこない(使えない)。
僕たちにとってはそっちの方が被害が大きい。
(私もダンナほぼ毎日仕事にスクーターを使う。)
保険会社を通して、医師に診断書も出してもらえば、仕事も休めるし、保険金も入ってくるけど…話を聞いている限り、メッセージを見る限り、車を運転してた男の子の"誠意"は伝わってきた。
痛いのはシェコが可哀相だけど、病院へ行くほどでもないなら…
もういいんじゃないかな?
何も請求しなくても。
ま、それは
シェコが決めることだけど。」
はい、結局そこね
でも、ダンナの言うことにも…納得。
結局、スクーターもほとんど損傷がなかったしね。
そこで…
"夫と一緒にスクーターをチェックしました。
傷はあるものの、大したことはないし、大きな損傷はありません。
私も病院へ行くほどの怪我をしたわけではないし、もういいです。
これで終わりにしましょう。"
とメッセージを男の子に送りました。
すると、ソッコーで返信が来て…
"ありがとう"と"本当にすみませんでした"の嵐でした。
この男の子、事故った場所のそばのピザ屋で働いているらしく…
"せめてものお詫びに、今度ピザをご馳走させてください!僕は○○で働いています。是非、ご主人と一緒に来てください!"
と。
ま、ピザ屋には行ってないですけどね。
その気持ちはありがたくいただきました✨
もしこれが、「私のせいじゃない!」とか言い出す逆ギレタイプの人だったら、保険会社に連絡してたと思います。
結局、事故から3日くらい身体は痛かったわけですが、日にち薬で治りました。
スクーターも、もともと定期点検の日が近かったので点検に出しましたが、問題ありませんでした。
だから、今ではあの時、保険会社に連絡せず、男の子にも何も請求せず、それでよかったと思っています。
それはやはり、男の子が誠実に対処してくれたからに他ありません。
誠実さに
国籍、関係ないです。
人種、関係ないです。
"その人"が誠実であるかどうかです。
移民の先輩として、若い彼が、ここイタリアフィレンツェで、その誠実さを忘れることなく、うまくやっていけますようにと願うのでした。
おわり
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