来週の木曜日でピピウのイタリア小学校1年生が終了します。
この1年、いろいろ成長しました。
イタリアの小学校での主要教科は国語(イタリア語)と算数。
どうやらピピウは国語の方が得意らしいです💧
算数は数字が少し多くなると、戸惑うようです💧
そこは私に似てしまったのか???ダンナは数字に強い。
夏休みに算数の特訓しないと…。
国語(イタリア語)のほうが得意なピピウですが、最初は少し手こずりました。
というのも、ピピウは“文字”に関しては日本語の方を先に習ったからです。
日本語の仮名、母音はいいんですよ、イタリア語と同じだから。
あA いI うU えE おO
ところが…例えば
た という仮名、イタリア語では TA
子音+母音の2文字を書かなければなりません。
だから、日本語では た 一文字を TA と読むのに、どうしてイタリア語ではT+A=TAになるか、どうして2文字使わないといけないかが分からなかったようです。
幸いにもイタリア語と日本語の発音は似ていて、イタリア語もほとんどが母音をくっつけて発音します。
でも、子音のみ発音する場合もあるので、子音の音も学校で習います。
子音の音を発音すること自体は抵抗も問題もなかったようですが、日本語には無い音。
ひらがなとカタカナで書けない音があることに、少し戸惑っていた様子はうかがえました。
そして、更にピピウを少し戸惑わせたのは漢字の登場です。笑
漢字なんて、1文字で複数の音を持ち、意味を持ち、おまけに読み方は一つじゃない。
なんだこれ?状態です。
例えば
先生
という漢字2文字を
せんせい
と4つの音(4拍)で読むのが、最初うまく理解できていませんでした。
4文字のひらがなで書く言葉が、漢字だとどうして2文字になるのか?
確かに不思議な現象です。笑
1文字1音(拍)だとピピウは思っていたので。
確かに仮名はそうですからね。
日本語の仮名と漢字のルール、そこにイタリア語まで加わって…
そりゃ、脳内パニックにもなるよね
って、思ってるのは親の私だけのようで、
一時期、理解に悩んだ様子だったものの、
ひらがな、カタカナはこう、漢字はこう、イタリア語のアルファベットはこうだ
とちゃんと自分で区別をつけて学んでいくものなんですね。
本当に子供の語学力ってすごいです。
理論的な説明がいらない。
少し前から、車に乗っていると、ピピウが急にイタリア語単語を言うので、何だろう?と思っていると、道にある看板や、道路標識を読んでるんですよね。
おー!
1年生になりたての頃はそれぞれの文字が一つの単語を形成するということを理解していなかったのに、今は文字の集まりを単語としてちゃんと捉えられている!
イタリア語も日本語も音読は苦手なピピウです。
速度がかなり遅い。
でも、イタリア語も日本語も、読めるようにはなってきました。
よく、小さい頃から2つの言語を習うと混同してしまうのではと心配する人がいますが、私の息子を見る限り、少し戸惑うことはあっても、混同してしまうとか、一方の言語がもう一方の邪魔をするということはありません。
子供は同時進行で2つ以上の言語を習得できると思います。
イタリア語と日本語…大きく異なる2つの言語を同時習得できてるんだから、他のヨーロッパの国の言語の習得は簡単なんじゃない?と期待しているのですが…どうなんでしょうね?
英語は小学1年生から始まっています。
(一週間に一回ですが…💧)
中学生からはおそらくスペイン語、フランス語、ドイツ語のいずれかのヨーロッパ言語を英語とは別に習う…はず?
ピピウ、耳はいいようなので、それらのいずれかの言語も習得してくれることを望みます✨
話せて、読めて、困ることはない。
とりあえず、今は日本語とイタリア語、がんばります!
インスタしてます。
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