もちろんピピウのことなんですが。
まず、第一に思ったのは…
日本の実家に着いて、玄関で母に出迎えられたのですが、ピピウが…
迷わず靴のまま家に上がってしまったこと。
私も母も思わず
「ピピウ、ダメ!」
って言えたよね。
「ピピウ、日本ではどこのお家も絶対に靴で入ったらダメ。
ピピウの(フィレンツェの)お家といっしょ。
日本はどの家もそうなの。」
と説明しました。
フィレンツェの我が家は土足厳禁です。
なので、靴を脱いで家に入ります。
コロナ以降、イタリアの家庭でも土足厳禁にしている家がけっこう増えてきたとは思いますが…
それでもやはり、靴のまま家に入るというのがイタリアのスタンダードには変わりありません。
なので、日本の実家でもそのまま入って行っちゃったんでしょうね
今回の日本帰国では、コロナもインフルも父にうつすのが怖かったので、基本的に誰にも会っていません。
会いに行ったのは親戚の家だけ。
でも、親戚の家でも最初のころは靴で入ろうとしたので、
「ここは日本だよ。日本のお家に入るときは靴を脱いで。」
と言うと、
「あぁ…忘れてた」
と笑ってごまかしてました。
ダンナと日本に帰国しても、日本に何度も来ているダンナですから、その辺は日本の常識を理解しているので間違えることはなく…。
久しぶりに「靴のまま入ったらダメだよ」って注意したなと思ったのでした。
その他にもイタリア育ちだな…と思ったのは…
「パスタが食べたい…。」
と言い出したこと
和食が大好きなピピウですが、イタリアから持って行った生パスタやパスタを母や兄家族のために作ることがあって、その時はもちろん私たちもパスタを一緒に食べたんですが…
ピピウが大喜び
大量に食べてました。
基本的に出された物、何でも食べて、日本滞在中、食事は全く問題なかったのですが、それでも時々、「マンマ、パスタが食べたい。」って言っていました。
ちなみに、ピピウが食べたがったパスタはトスカーナ名物のパスタや日本ではどこでも売っているわけではないパスタ。
和風パスタや日本アレンジのパスタではたぶんダメだったんだと思います。
やっぱり普段から食べ慣れているからでしょうかね。
私もパスタ、大好きですが、時々はやっぱり白いご飯で和食が食べたくなります。
やっぱりその逆をピピウも日本へ行くと感じるのでしょうか…。
ピピウのイタリア人の部分を感じた出来事でした。
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