ピピウが幼稚園に入る前、2-3歳の頃、平日の日中によく公園へ行きました。
ピピウは保育園に行っていなかったので。
平日の公園でも、そこそこ子供たちがいました。
年齢はピピウと同じくらいの年か少し小さいくらいの子供たちでした。
お母さんが連れてきている子供ももちろんいましたが、大半はおじいさんかおばあさんでした。
子供のお母さんは働いているので、お母さんの仕事がある日中はおじいさんやおばあさんが子供の面倒を見ているのでしょう。
今でも、幼稚園の帰りに公園によると、子供たちの祖父母と思われる保護者をよく見かけます。
ピピウの幼稚園のクラスメイトも、お迎えはおじいさんやおばあさんが来ている子が多いです。
その光景を見ていて…
イタリアも少子高齢化の国、晩婚化が進んだ国だなと感じます。
子供たちの祖父母だと思われる人たちはピピウの祖父母と同じくらいの年だと思います。
60代前半かな?と思う人もいますが、私が予想する限り、70代の祖父母が多いような気がします。
70代でも元気な人はたくさんいますから、いいのですが…
どう考えても子供の面倒を見るのが大変なおじいさんおばあさんも見かけるのです。
また、ピピウと同じくらいの年の男の子2人がいる近所の人とも話してたのですが…
「60代後半と70代前半の僕の両親が息子2人を連れて出かけると、心配だ。」
というんです。
6歳と3歳の息子さんなんですが、パワーがすごくて、おじいさんとおばあさんでは手に負えないというのです。
「老いた両親に子守を一日中頼むのは大きな負担だし、危険だ。」
と。
確かに。
ピピウはやんちゃなほうではないのですが、41歳の私も体力的にけっこうついていくのが大変。
そりゃ、60代、70代の人にしたらもっと大変ですよね。
子守って…
本当に重労働なんですよ。
体力も、忍耐も、すっごく使うんですよね。
年配の方の方が忍耐はあるかもしれませんが、体力は確実に若い人にはかなわない。
体力的につらくても、働く孫の親に代わって孫の面倒を見ている高齢のおじいさんやおばあさん。
本当に大変だと思います。
ピピウの祖母は今年70歳、祖父は78歳。
平日に2-3日、幼稚園の後2-3時間ほどピピウを見てもらっています。
晩御飯もごちそうになってます。
そもそも、見てもらってる時間がそんなに多くないというのもありますが、ピピウの祖父母がピピウを公園へ連れて行ってくれたことはこれまでに数えるほどしかありません。
ピピウの祖父母がピピウをかわいがってくれていることは確かですが、やっぱりしんどいのだと思います💧
預かってもらえるだけでもありがたい。
イタリアでは高齢出産が当たり前とは言いませんが、35歳以上、40代で初めての妊娠という話はよく聞きます。
そうなると、やはり生まれてくる子供の祖父母も結構な年齢になっているのだと思われます。
でも、子供の両親が仕事を続けるには祖父母の助けが必要。
(イタリアではベビーシッターにお願いしている人も多いです。でも、かなりの出費になります。)
高齢出産のデメリットとして、
“子育てと両親の介護が重なるリスク”
と言うのを聞いたことがありますが…本当に、「世話をしてほしいのはこっちのほうよ!」というおじいさんやおばあさんも少なくないと思うんですよね…。
だから、出産と子育てだけのことを考えると、ほんと、20代で出産しておいたほうがいいのだろうなと思うのですが…
私のように25歳で結婚しても10年間子宝に恵まれないというパターンもありますし💧
イタリアの場合は20代、または30代前半で子供を養うだけの貯えや給料がある人のほうが少ないと思うんですよね💧そういった社会問題もあるとあると思います。
毎日暑い日が続くフィレンツェ。
猛暑の中を、孫を連れて疲れた顔で歩いているおじいさんやおばあさんを見て、複雑な気持ちになるのでした。
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