現在のピピウの日本語
無理なくコミュニケーションが取れるレベルです。
私とは普通に日本語で話していますし、
日本の私の両親、兄家族とビデオチャットをするときも、普通に日本語で会話が成り立ちます。
コロナ陽性になって、私とずっと一緒だったからか、ここ数日はダンナの実家でも私に日本語で話しかけてくるので、日本語で会話をしていました。
(ダンナの実家では基本イタリア語で私とも話していました。)
でも、やっぱり去年の9月から、イタリアの幼稚園に1日8時間行くようになり、語彙数はイタリア語の方が多くなってきたようです。
家で私と日本語で話していて、イタリア語の単語は知っているけど、それを日本語でどう言えばいいのかわからないということが時々あるようで、日本語でベラベラしゃべってたのに急に止まったと思ったら…
「マンマ、○○は日本語で何て言う?」
と聞いてきます。
あー、イタリア語の語彙数の方が多くのなってきてるなーと、ピピウのイタリア語の語彙数が増えている喜びと共に、日本語がそれに追い付いていないかも?という不安…というか、日本人としての私が残念に思う部分があります。
ただ、先日、笑えたのが…
「マンマ、nascereは日本語で何て言う?」
と聞いてきたので
「"生まれる"だよ。」
次に
「マンマ、rinoceronteは日本語で何て言う?」
と聞いてきたので
「"サイ"だよ🦏それは知ってたでしょー?」
そして次に
「マンマ、tanukiは日本語で何て言う?」
と聞いてきました。
TANUKI?
たぬき?
「ピピウ、たぬきは日本語だよ💧
たぬきはイタリア語でcane procioneだよ。」
イタリア語だと思ってる日本語があるってこと!?!?
ただ単にピピウのおふざけだったのか…
本気だったのか…💧
でも、日本の絵本や童謡などで、"たぬき"はけっこう登場しますが、
どうやらイタリア、西ヨーロッパ(?)には、たぬきはいないらしく?(いても外来種になる?)
"cane procione"と言っても知らないイタリア人もけっこういるように思います。
(私のまわりは)
イタリアでたぬきは日本のようにお馴染みの動物ではないのは確かだと思われます🦝
だから、ピピウが日本語で"たぬき"を知ってても、イタリア語で知らないというのは納得。
親バカながら、私が嬉しいのは、
ピピウが日本語で話していて、
イタリア語でなら知っている言葉なのに、イタリア語単語を日本語文に混ぜることなく、ちゃんと日本語で何と言うか単語を私に聞き、私から聞いたその日本語単語を使って文を正しく言い直すこと。
これは本当誉めてやりたいです
バイリンガル育児で大切な(だと思う)のは言葉のチャンポンをしないこと。
日本語での会話にイタリア語単語を混ぜないこと。
逆も同じです。
幸いにも、現段階では日本語会話にイタリア語が混ざることも、その逆もほとんどありません。
もうすぐ5歳のピピウ。
リスニングと会話に関してはバイリンガルとしての基礎はそこそこできたのでは?と思うのですが…
バイリンガル育児、大変なのはこれから。
読みは?書きは?
目指すレベルは?
日本の大学進学、就職に通用するレベルまで?
これ、絶対にすごくすごく難しいです
どれだけ本人が日本語に興味を持ってくれるか…
本人と親(私)のやる気と根気と忍耐次第だと私は思っています。
親子共々無さそう↑
さぁ、どうなることやら。
インスタしてます。
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