今日(10月15日)からイタリアでは会社で働く従業員全員にグリーンパスを持っていることが義務づけられます。
グリーンパスを得るにはワクチンを接種しているか、検査を受け陰性であることが必要です。
ただし、検査の場合はグリーンパスは48時間(72時間だったかな?)…とりあえず2、3日しか有効ではありません。
もし、従業員がグリーンパスを所持していない場合、会社で働くことはできないそうです。
グリーンパスは義務でも、ワクチン接種は義務ではないので、ワクチンを接種していない人は数日ごとに検査を受けるか、自宅待機…よって仕事に行かないことになるそうです。
グリーンパスが理由で仕事に行かない(行けない)場合、解雇になることはなく、仕事のポストは保証されるそうですが、仕事へ行かない期間は無給になるそうです。
けっこう無茶な法律だなぁ…
と、私個人としては思うのですが
(私はワクチンを2回接種し、グリーンパスを持っています。)
今年の冬は何としてでも感染者を減らし、
ロックダウンを避けたいというイタリア政府の狙いなのでしょうか。
もちろん、この法律に対して反対する人も多く、
今日はイタリア全土で大きなデモがあったようです。
ピピウの通う幼稚園でも数日前から10月15日から20日にかけて6日間ものストライキの告知が出ていましたが、ピピウの幼稚園は今日は開いており、無事、登園しました。
でも、今日から来週の水曜日まで毎日幼稚園が開いているのかわからないといった状況は正直大変です。
ま、今日のデモとか、ストライキとかは
この法律の施行が10月15日と決まった段階で
予想はできました。
そんな中、数日前に日本のニュースを見ていると、
日本のこんなことが耳に入ってきたのです。
日本でも感染者の減少に伴い、規制が緩和され、店の営業が以前と同じとはいかなくても徐々に戻りつつあるそうですね。
そんな中、規制緩和に備え、日本のある飲食店では
ワクチンを2回接種した人のみ入店できるというルールを決めたり、
ある旅行会社では
ツアー参加の条件にワクチン2回接種済みであることなど
を付けくわえたところもあるとか。
日本ではまだグリーンパスの制度が導入されていませんよね。
よって、日本では個人の店や企業の判断でワクチン接種をしていない人を受け入れるか、受け入れないかを判断しているということですよね。
国の法律といった形で縛られなくても、
ワクチンの効果を信じる人たちが自主的に動いているわけです。
国単位でなく、国民単位で対策が取れるって…すごいことだと思います。
正直、私はこの日本の対策のほうがいいと思うんです。
そうすれば、ワクチンを接種した人も、していない人も選択肢が広がると思うからです。
なんかイタリアのワクチン反対のデモは、
ワクチン反対の正当な理由を掲げている人もいるんでしょうけど、そういった人たちだけでなく、この機会に便乗して、普段の社会や国に対する不満を暴力といった形で発散させているだけの人も多くいるような…気がします。
はー。
これからどうなるのやら。
インスタしてます。
ブログに書いていないことも、一言書いていたりします。
記事の下のブログ紹介のところにあるインスタマークを押していただくと、私のインスタが見られますので、興味ある方はぜひ!
今日もKUROと町の写真を応援クリックお願いします
↓ ↓ ↓ ↓
シェコのお気に入り:フィレンツェ/トスカーナ