未だに理解できないイタリア人の価値観 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

我が家は来週からバカンスへ行きます。

そう。

8月の後半に行くわけです。

すると、多くのイタリア人友達たちから言われる…


なんで8月の終わりに行くの?

どうせなら8月15日までに
出発すればいいのに。


というフレーズ。







え?

逆になんで?




本気に疑問に思って、ダンナに聞きましたよ。

どうして8月15日までに出発することがよしとされているのか?





これはあくまでも私のダンナの意見ですが…


8月15日はイタリアの祝日。
夏のバカンスのピーク。
8月15日にほとんどのイタリア人は町にいない。
一番暑い8月前半に町にいるのではなく、山か海へ行って過ごした方がいい。
8月後半だと暑さも落ち着いてくるのでバカンスの意味半減。
どっちみち仕事ないならどうして8月前半にバカンスへ出発しないんだ?


ってことらしいです。



確かに、8月前半からバカンスへ行けたのは事実。
それも考えてはみたのですが…ダンナはそうする気満々だったのですが…

チケットの値段を考えると8月上旬に出発したら、1ヶ月くらい目的地でバカンスを過ごすことになり…
時間的には実現可能でした。そうすると往復チケットが安いし

でも…

1ヶ月は私にとっては長すぎる!


日本帰国もそうですが、同じ場所に1ヶ月もいたら、私にとってそれはもうバカンスではなく短期移住


それは嫌なわけです。




しかも、8月の後半になればまだ暑いけれど、少し暑さは落ち着きます。目的地はフィレンツェより暑い所なのでむしろ少し涼しくなってくれる方が私的には良い。
しかも観光客が減ってくる時期でいろいろ好都合。
8月15日以降チケットも安くなる。


私としてはあえて暑さと混雑を避けたいし、それで安く行けるなら、願ったり叶ったりなのだけれど…



イタリア人たちからは
"寂しい時期に行くのね"
的な寂しい眼差しを向けられ…





Perché?
なぜ?





実は夏の長期バカンスは私たちは4年ぶりです。

ピピウのこともありましたし、愛猫Kuroの世話もしなければなりません。

でも、正直、夏のバカンスに行けなくて辛いと思ったことはありませんし、夏のバカンスに行く友達の話を聞いていても、羨ましいとは思いますが、妬ましいと思ったことはありません。

行かないならそれはそれでいい。
夏のフィレンツェを、トスカーナを満喫できればそれでけっこう満足です。


やっぱり、そこは日本人的考えなのかもしれません。


だって、イタリア人、夏のバカンスに行けないと、そこまで!?ってくらいガッカリしてる人多いし、無理してでもバカンスに行く人もいますからね。



今年はコロナもあるのに、ロックダウンであれだけ休んだのに、バカンスにはどうしても行きたいイタリア人多いです。

ま、それも人それぞれの価値観。

イタリア人にとってはバカンスがあるから頑張って働こうと思うのかもしれませんし、それが人生の楽しみなのだとしたら、それはそれでいいのかもしれません。


そう思ってはみるものの、やっぱり…

未だに理解できませんけどね。


そこまでバカンス大切?
しかも2、3日とかじゃないからね。



とか言いつつ、私たちも今年に限って夏のバカンスに行くわけですが…💧



そうなったなり行きはまた別の機会に書こうと思います。











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~今週のオススメ~
抹茶ティラミスの材料。
マスカルポーネとサボイアルディと私が使っている抹茶。
抹茶はお菓子に使うので、日本で下のお稽古用の抹茶を購入してイタリアに持ってきてます。量がたっぷり、お値段もお手頃なので、惜しみ無く使えるところが気に入ってます。