昨日の夕方。
ダンナの仕事が終わってから夕飯までの時間、親子三人で隣町の公園まで散歩に行きました。
公園と言っても遊具があるわけではなく、広い庭園といったほうがいいような場所です。
人がけっこういましたが、みんな外でもマスクをして、ソーシャルディスタンスを気にしていました。
公園内を歩いていると、池にたどり着きました。
池にはたくさんの亀やカモたちがいます。
また、池にそって、たくさんのベンチが並んでいます。
ピピウが、ベンチに座りたいと言い出しました。
空いていたベンチがあったので、ピピウを座らせ、私もその隣に座りました。
ダンナはまだ池の亀を見ていました。
すると、隣のベンチに座っていたけっこう高齢と思われる女性と、おそらくその女性の付き添い(介護)をされている女性だと思うのですが、その二人が私とピピウを見て、もう一つ隣の空いていたベンチへと移ったのです。
言っておきますが、私たちは彼女たちと同じベンチに座ったのではありません。
彼女たちの隣のベンチに座ったのです。
そもそも、それぞれのベンチとベンチの間は1メートルは間隔が空いていますし、彼女たち寄りのベンチの端っこに座ったわけでもなく、ベンチの真ん中に座ったので、ソーシャルディスタンスは取れていたはずです。
しかも、彼女たちが移ったベンチの隣(逆側)には別の親子連れ(おそらくイタリア人親子)が座っていました。
要は
【私たちのベンチ】間隔【空きベンチ】間隔【女性のベンチ】間隔【別の親子のベンチ】
となったわけです。
ってことはですよ…
そっちの親子はよくて私たちはダメ?
あえて私とピピウを避けてますよね?
そんなバカなことってある?と思う自分がいて、思わず女性のほうを見ると、不快そうな目で私を見る?睨む?高齢の女性。
こっちが不愉快やわ。
「あっち行こうかピピウ?」とピピウの手を引いて、何も気づいていなかったダンナに「あっちに行こう。」と言って、その場を後にしましたが、その場を離れるときに、不愉快な老婆を睨み返してやる!と思って睨み返したら、向こうもまだこちらを睨んでいました。
不愉快極まりないわ。
少し離れたところで、「あっちに行こう。」と言った理由をダンナに話すと、「バカなんだよ。ほっとけばいい。」と。
そりゃ、ほっとくしかないですけど。
断っておきますが、私はイタリアで日本人であること、アジア人であることを理由に不愉快な思いをしたことは15年住んでいるうちに数えるほどしかありません。
ときどき中国人に間違えられて、不愉快な思いをすることがありましたが、“中国人に間違えられた”から不愉快なのではなく、人種によって態度を変える最低な人たちが不愉快なのです。
私はロックダウン解除になってからピピウと毎日散歩に出ますが、こんな不愉快な目にあったのは今回が初めてです。
だいたいは、小さなピピウがマスクをしていると微笑んでくれたり、「小さいのにえらいね。」とか「かわいいわね。」って声をかけてくれたり、ピピウが人に近づこうとするのを私が止めると「本当はあなたを抱きしめたいのよ!でも、今はだめなのよ。ごめんね!」と言ってくれたり…
ほとんどの人が親切です。
なので、あの老婆が特別なんだとは思いますが。
久しぶりに?というか、あんなふうに他人から睨まれたのはイタリアで初めてのことかもしれません。
中国から始まった新型コロナウイルス。
そのため、当初アジア人への差別が問題となりましたが、感染者数、死亡者数ともに本家中国をよゆうで抜いてしまったイタリアでは、あまり「中国人だから」とか「アジア人だから」避けるということはなくなってきたと聞いていました。
でも、まだあるのね。
外国人として外国に住む以上、避けては通れない問題ではあると思います。
こんなバカたち人たちに負けていられないのが海外生活です。
でも、そんなバカたち人たちばかりじゃないから大丈夫です。
自分や、自分の子供がそうならないように気を付けよう。
そう思います。
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私の地元、京都府丹後の豊かな自然の中でできる牛乳。
私の地元のスーパーでは有名な牛乳です。
他のメーカーの牛乳に比べると味が濃い。
コーヒー牛乳は甘さ控えめで小さいころからお気に入りです。
日本帰国の際、ピピウが飲んでいたのもこのヒラヤ牛乳でした。
是非、飲んでみてくださいね。