先週の出来事。
ピピウとスーパーに買い物に行くと、クリスマス前ということもあってか平日の午前中なのに激混み。
しかも、大半はお年寄りでした。
野菜コーナーでクルリと後ろを振り返った瞬間、おばあさんとぶつかりそうになりました。
反射的に
「あ、すみません。」
と言ったのですが、
おばあさんは
無言で私をにらみつけて去っていきました。
え?
今の、
睨み付けられるほどのこと!?
まぁ、おばあさんの優しい言葉を待っていたわけではありませんが、
謝ってるんだから、何か一言ぐらいあってもいいんじゃない?
しかも、ぶつかってないし。
そんなわけで、ちょっとイラッとしつつ、先週がスタート。
別の日。
また同じスーパーでの出来事。
この日も混んでいて、果物を買うのに果物をはかりに行ったら(イタリアのスーパーは野菜や果物は量り売り)、反対方向から来たおばあさんと同じタイミングではかりに果物を乗せようとしてしまいました。
“あっ!”と思って、おばあさんを見ると、
「あ、ごめんなさいね。どうぞ。」
と言ってくれたので、
「いえいえ、お先にどうぞ。」
と譲りました。
おばあさんは先に果物をはかって、
「ありがとう。」
と私に笑顔で言って去っていきました。
いやな週スタートだったのが、
半分くらい回復
その日はけっこう雨が降っていました。
家に帰るのに車を道に止めました。
歩道に面している駐車場です。
私は雨に濡れながら、ピピウが乗っている側の車のドアを開けピピウをチャイルドシートから降ろしていると…
足元に自転車の車輪が少し見えました。
ふと後ろを振り返ると…
雨に濡れながら待っている自転車にまたがった若い女性の姿が…
ピピウを車から降ろすために空けた車のドアが歩道を塞いでいて、彼女は自転車で通れなかったのです。
これは、大変申し訳ないと思い、
「ああああ!ごめんなさい!」
と言って、ピピウを降ろすのを中断して、車のドアを半分閉めました。
すると、この若い女性は怒るどころか、
「いえいえ、とんでもない。心配しないで。」
と、微笑んでくれたのです。
いい人~
彼女は私が故意で歩道を塞いでるわけではないということと、小さな子供を車から降ろしているということをきっと理解してくれたんですね。
「ちょっと通してください。」と言ってくれれば、すぐに気づいてドアを閉めたのに…わざわざ待とうとしてくれた?
私もピピウを降ろすのに雨に濡れてましたからね。
心優しい若い女性、ありがとう!
でも、申し訳なかったです。ごめんなさい。
「はぁ?」って思う人はたくさんいます。
腹立つ人もたくさん見かけます。
でも、悪い人ばかりじゃないよね。
雨に濡れてまで待ってくれた若い女性のおかげで、先週は気持ちの良い1週間になりました。
さて、今週はどうかな?
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