胸の腫瘍 | 憧れの(?)Italia Firenze生活

憧れの(?)Italia Firenze生活

イタリアはフィレンツェに住みつき早十数年。
日本語を教えながら、イタリア人の夫と息子と暮らしています。
私の平凡なイタリア生活の実態を御紹介♪

もう数年前の事ですが…。

不妊治療をするにあたり、定期的に全身のチェックをするように言われます。

その中に胸のエコー検査もありました。

その前の胸のエコー検査では問題なし。


だからよゆーで予約を取って、大学病院に胸のエコー検査に行ったんですが…

最初、かなり若い女性のドクターがエコーをとってくれてたんです。
おしゃべりなんかしながら。

で、そのあとで男性の年配のドクターが来て、エコーを当て始めたんです。

女医さんは研修医だからとか?と思っていたんですが…


腫瘍が見つかったんですチーン


予想外の結果に心臓バクバク。

エコーをとってくれた年配のドクターが、「おそらく悪性ではないと思うけど、念のために生検もしておこうね。」と。


かなり凹んで病院を出て、ダンナに電話。

ダンナもそれを聞いて凹んでました。


生検をするのに、ホームドクターに書いてもらう書類が必要だったので、すぐに電話して書いてもらいに行きました。

ホームドクターに「すっごく不安なんですけど…。」というと、「大丈夫!生検は歯医者の麻酔みたいなのをして、すぐに終わるし、年齢からして悪性ではないと思うよ。」と。



で、生検当日。

エコーを受けた同じ部屋で、チクっと局部麻酔を胸に打たれ、その後太い針みたいなものをブスッ!
多少痛かったような気がしますが、今あまり覚えていないという事は大した痛みではなかったんでしょう。
ただ、その後、重い物は持たないように言われたのと、針を刺した部分を中心に広範囲で内出血したように紫色になりました。

検査結果は出たら電話するから取りに来いという事だったと思います。

1週間くらいたった頃でしょうか?検査結果を聞きに行くことに。
「一人で聞くの怖い!ついてきて!」と、この時はダンナについてきてもらいました。

少し待ち、名前を呼ばれ、小さな部屋に呼ばれました。

もう心臓が飛び出そう…ゲロー

ドクターが入って来て、検査結果の書かれた書類を開きながら説明してくれました。

「問題ありませんね。
良性の腫瘍です。
40歳以降はマンモグラフィーの検査がありますが、それまでは年に一度、念の為にエコー検査を受けるようにしてください。」


すっ………ごく、ホッとしたのを覚えています。


で、その1年後。

エコーの予約入れなきゃな…と思いつつ、時間が経ち、
そうこうしてたら妊娠発覚。
でもって妊婦生活満喫する暇もなく産休前に早産で出産。
その後、ピピウの命かかってたので自分の身体どころではなく…。
ピピウの容態が落ち着いてきて、胸のエコーのことを思い出し、予約するために大学病院にメールするも、当時はまだ搾乳していたので"授乳をやめたらまた連絡ください"との返事。
その後、母乳もほとんどでなくなり、搾乳をやめたのだけれど、ピピウが入退院を繰り返し、またもや自分の身体どころではなくなり…💧

今年の夏、ピピウの状況も落ち着いて、どうせ8月どこも行かないし、大学病院はバカンス時期は空いてるし、やっとこさ予約を入れて、胸のエコーをとりに行ってきました。

「なんでまたこんなに長い間来なかったの?」とドクターに言われ、少々状況を説明。

そして、時間が経っていることもあって、今回も少し結果が不安だったんですよね。

ピピウの容態が順調とはいえ、ピピウのためにも私が今病む訳にはいきません!



で、結果は…



変化は見られないとのことで、現状維持。
また1年後に念のためエコー検査をするよう言われて終わりました。


よかった…。


ピピウが生まれてからは、病気も怖いけど、病気でピピウを世話できなくなることがもっと怖いです。



ま、これも何かのいい機会と思って、1年に1度は検査を受けようと思います。
そのほうが私も安心。




あ、そうそう。

待ち時間中、暇で廊下をうろうろしてたら、沢山ある部屋のドアのそばにプレートが貼ってあって何か書いてあるわけです。

それを読んでいると…

〇〇年、フェラガモより△△という機械寄付

みたいなことが書いてあります。


すごいな、フェラガモ!

さすがフィレンツェ! 


そういえば、少し前にテレビニュース地方版(トスカーナニュース)で、この大学病院に乳がんに関する何か(…よく覚えてない)最新のすごい機械が入ったというようなニュースを見たのを思い出しました。


ちゃんとした検査が受けられる。

ちゃんとした機械がある。

ありがたいことです。





今日もKUROと町の写真を応援クリックお願いします!
 

↓ ↓ ↓ ↓



にほんブログ村