落語を聞きに行った際に、
落語が始まる前にアペリティーボをしようということになりまして、
サンタ・マリア・デル・カルミネ教会のそばにあるBARへ入りました。
フィレンツェではかなり知られたBAR。
で、私はバリスタ(バーテンダー)にスプリッツを注文。
イタリアを代表する食前酒(カクテル)です。
で、スプリッツにはベースとなるアルコールを
カンパリにするか、アペロールにするかと時々聞かれます。
この日も聞かれたので、私は「アペロールで。」というと、
バリスタさんが…
「そうだ、もしよかったらだけど、一度さんサンブーカで試してみない?
とっても美味しいよ。」
と。
サンブーカも有名なイタリアのリキュールです。
アペロールの代わりにサンブーカを使ったスプリッツ
(と呼べるのかどうかは謎だけど)なんて飲んだことなかったんですが
自信満々のバリスタさんを信用して
「じゃ、それで。」
カンパリやアペロールを使ったスプリッツのように鮮やかな色ではありませんが…
これが美味しかったー!
程よい甘さで好みのお味でした☆
ちなみに、このバリスタさん、イタリアのBARでは珍しく、
カクテルを作るのにちゃんとリキュールを計量して作ってたんですよね。
(ほとんどのBARでは目分量。それがいいのかどうかは謎。たぶんバリスタ次第?)
そして、たまたまこのBARでは、アペリティーボのビュッフェに日本食が用意されていました!
日本女性のシェフがキッチンで働いてらっしゃって、
落語の口演に合わせてたまたま日本食アペリティーボだったようです。
おかげで、落語を聞く前にテンション上がりました
で、店員さんたちも大変感じがよかったし、お酒も美味しかったので、
落語の口演後、飲み直しにまた同じお店に行ったという…笑
今度は私はフランチャコルタ(スパークリングワイン)をグラスで。
そしたらね、用意してくれたのはスプリッツを作ってくれたバリスタさんだったんですけど、
ちゃんと、まずグラスをフランチャコルタでゆすいで(って言うのか?)から、
フランチャコルタを注いでくれたんです。
そんじょそこらのBARと違って、お酒の扱いがしっかりしてる!…と思う。
他のお客さんはほとんどいなくて、お店の人たちとお話ししながらお酒をいただきました。
日本人シェフの方ともお話しできて、とてもいい方で楽しかったです。
値段は安くはないですね。
でも、ボトル1本5ユーロ程度のスパークリングワインを
グラス売りで1杯5ユーロ以上取る多くのBARに比べたら
それなりのレベルのボトルを開けてくれるのでけっこう満足。
アペリティーボって、雰囲気だけでもテンション上がりますけど、
やっぱりお酒が美味しいとさらにテンション上がりますね。
また行こう。
お店は、フィレンツェ在住の人なら多くの人が知ってるかも?
DOLCE VITA
Piazza del Carmine, 5, 50124 Firenze
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