久しぶりのイタリアあるあるです。
今年は１２月６日にイタリアで日本語能力試験（JLPT）が行われます。
申し込みの受け付けは先週の金曜日まででした。
今年も私の受け持つ生徒さんたちで受験をする人がいます。
今年は結構います。
で。
JLPTを今年初めて受けようと、やる気満々だった生徒さんの一人が…
「申し込みはしたけど、まだ申込書が届いていない。」
と、受け付け締め切り前日に言うのです。
私は「申し込みをした」と聞いていたので、たぶん届いていないのは
受験票のことだろうと思っていたのですが、
話していくうちに、
「申込書を送ってもらうように申請はしたが、申込書がまだ届いていない。」
ということが分かり…
私も生徒さんも顔面蒼白
この生徒さんが申込書を申請したのは夏前。
なかなか届かないので、ローマの日本文化会館に問い合わせたところ、
「申込書の申請は確かに受けている。
届くまでに少し時間がかかる。
でも、心配いらない。」
ということだったんだそうです。
なので、生徒さんも安心してしまったらしく、
でも、申込書の申請では申し込みは完了しておらず、
明日までに記入済みの申込書がにローマに着いていないとダメだと知って愕然。
「明日の朝（締め切り日）ローマの日本文化会館に問い合わせなさい。」
と言うしか私にはできず…。
結局、翌日、問い合わせの電話をかけたそうなのですが、
文化会館によると、
「こちらはずいぶん前に郵送している。
届いていないとしたら郵便局のせいだろう。」
ということだったそうなんです。
出た！
郵便局！
結局、文化会館のほうではもちろんどうすることもできず…
申込書が締め切り日に間に合わないので、
今年は受験できなくなってしまったこの生徒さん
この生徒さんも申込書を受け取っていないなら、
もっと早く文化会館に確認の連絡するべきだったと思うのですが…
そんなに届きませんかね、郵便物！？
郵便物、郵便局とのトラブルは本当にイタリアあるあるですよね。
郵便物が届かないって、日本ではあるんでしょうか？
私は聞いたことがないんですが…。
イタリアではよく聞きます
私なんか、一度、子宮頸がんの検査結果が届きませんでした。
どこへ行った、私のプライバシー…。
ま、異常があった場合は郵送でなく、電話がかかってくるはずなので、
安心してはいたのですが、
数か月経っても検査結果が郵送で届かないので、保健所に連絡すると…
「え？もう１か月以上前に郵送してますけど？」
とのこと。
「電話がなかったから異常はないとは思うんですが、
検査結果、一応、教えてもらえませんか？」
というと、電話では教えられないので、
再発行するから保健所に直接結果を取りに来てくださいと。
わざわざ保健所に取りに行ったのでした。
結果、異常なしでしたけどね。
と、言うわけで…
信用ならないイタリア郵便局。
被害者の数はイタリア人、外国人、関係なくかなりの数にのぼるはずです。
必ず届いてほしいものは書留で送りましょう。
でも、一番確実なのは…
郵便局に頼らず、自分で持っていくことです。
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