私はイタリアの悪口を言うのは嫌いです。
なぜなら、
もともと好きで来た国ですし、
私のダンナの祖国ですし、
自分の住んでいる国だからです。
以前にも書いたことがありますが、
私はイタリア人に頼まれてイタリアへ来たわけではありませんし、
ダンナに拉致されてイタリアへ来たわけでもありません。
自分で選んでイタリアに来たのです。
だから、イタリアがそんなにイヤなら日本へ帰ればいいとも思うのです。
自分の住む国が、自分の住む町が嫌いでは、
常に不満を抱いているようでは、
自分を不幸にしているようにも思うのです。
この世に完璧な国というのはないと思います。
日本は大変優れた住みやすい国ですが、それでも完璧な国ではありません。
イタリアにあって、日本に足りていないことだってたくさんあるのです。
だから、イタリアのいいところをできるだけ見て、
イタリアのイヤなところは「これもイタリアだ」と思って認める（諦めるとも言う）ことが
大切なのだと思ってきました。
なので、イタリアに住み始めたときに比べれば、
結婚したての頃に比べれば、
「イタリアは…」とイタリアのせい、イタリア人のせいにすることは
かなり減ったと思います。
が。
イタリア生活、記念すべき１０年目にして言わせていただきたい。
日本では有り得ない事が
ここイタリアでは起こる。
日本では当たり前の事が
ここイタリアでは当たり前
ではない。
悪い意味で…。
コンセント、照明の線を引いたりするのに工事をする電気屋！
１２月頭から電話してるのに、何故に電話に出ない
瓦礫撤去の人！
前日に連絡してきて大晦日に瓦礫撤去ってどういうことやねん
そしてなにより、今、腹が立ってるのは左官屋！
リクエスト通に壁が塗れてないってどういうことやねん
もう、ホント、勘弁してくれませんかね？
こっちはお金払ってるんですけど？
客なんですけど？
お金さえ払えば何をしてもいいとは言いません。
そんな人間にはなりたくないです。
客にも礼儀、マナーは必要です。
でもね…
お金もらってやるならそれは仕事ですよね？
仕事ってことはプロフェッショナルってことですよね？
だったら、
やるべきことはやってくれませんかね？
何も難しいこと頼んでるんじゃないんですよー？
何故に当たり前のことができないのですか？
フツーに仕事してくれるだけでいいんです。
フツーでいいんです。
どうしてフツーにできないのか？
いやー、久しぶりに、
数年ぶりに、
日本だったらありえない。
という出来事にいろいろ遭遇しました。
大体のことには目を瞑れます。
でも…
仕事（やるべきこと）を
しっかりしない。
時間とお金を無駄にしている。
しかも、他人のせいで。
というのは目を瞑れない！
誰にだって間違いはあります。
人間なのですから。
でも、間違いや失敗を極力回避するのが、
完璧にするのが仕事（プロ）じゃないんですかね？
「あー、間違えたー。」で済むなら自分でやるわ
もう、ホント、家を買うのは簡単だったー。
というか、契約書類手続き、工事手続きなどなど、
マンションのオーナー、銀行、行政書士、建築家との仕事はとんとん拍子で進んだんですよ。
「いやー、イタリア人やるなー。」と思ってたんです。
誠実で、正確で、早かった。
むしろ契約、法的書類等に関しては「さすが、しっかりしてるなー。」と感心したものです。
だから、イタリア人全員が仕事ができないわけでは決して無い。
もーーーー！その後だよ！家買ってからだよ！
工事！家の工事！どうなってんのよ？
あー、こうやって書いてても腹が立ってきたので、
詳しく書くのやめます。
ただ、一言。
仕事は責任を持ってやれ！
持てないなら仕事にするな！お金をもらうな！
他人の振り見て、我が振り直せ。
自分にも言い聞かせて仕事したいと思います。
あーーーーーーーー腹立つ！
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